俳優の遠藤憲一がこのほど、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『それぞれの断崖』(8月3日スタート、毎週土曜23:40~)の撮影現場で、58歳の誕生日祝いを受けた。

  • 『それぞれの断崖』主演の遠藤憲一=東海テレビ提供

遠藤演じる志方恭一郎の中学生の息子・恭介(渡邉蒼)が、13歳の同級生に殺害されたことをきっかけに、崩壊する家族とその再生を描く同作。撮影が始まったのは6月下旬で、都内のスタジオ内に作られた志方家をメインに順調に進んでいる。

誕生日祝いが行われたのは、午前の撮影が終わった直後、突然、ハッピバースデー♪と歌い出すスタッフたちに「え、まさか!?」と驚く遠藤。そこに志方家の家族写真が入ったバースデー・ケーキが運ばれた。

受け取った遠藤は「すみませんね。しかもこんな58歳に(笑)。すっかりオヤジになりましたけれども誕生日をやっていただいてありがとうございます。まだ撮影は始まったばかりですが、全力で頑張りますので、よろしくお願いします」とあいさつ。自らもケーキを写真で撮るなど、思いかげない心づくしの贈り物に喜んでいた。

ケーキに使った写真は、「夫婦の銀婚式に家族で撮った」という設定で、クランクイン初日に撮影したもの。緊張からか少しポーズや笑顔が固い子どもたちに、遠藤は「もっと近づいて、ワッと笑おう!」と声をかけたが、それでもまだ笑顔が足りないと感じたのか、いきなり「ウンチ!」と叫ぶと全員が大爆笑し、「小学生か!」と自らツッコミを入れながら、見事に笑顔はじける1枚となった。

この写真は、小道具として志方家のダイニングに飾ってあるので、ドラマを見て確認できるそうだ。