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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子
ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。
雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。
講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。
美容や健康によいとされる「黒酢」。ダイエットのために取り入れる方も多いですよね。この記事では、黒酢選びのポイントとおすすめの商品、ユーザーの口コミを厳選して紹介しています。料理に使える原液タイプの黒酢や飲む黒酢など幅広い商品を掲載していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
黒酢のタイプや原料に注目!
黒酢の選び方
米酢や穀物酢は買ったことがあっても、黒酢を買うのははじめてという人もいるかもしれませんね。料理家の江口恵子さんに、黒酢を選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは下記。
【1】黒酢のタイプで選ぶ
【2】黒酢の旨みを楽しむなら「玄米黒酢」を
【3】長期熟成タイプを選べば酸味もマイルド
【4】中国黒酢は料理にぴったり
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】黒酢のタイプで選ぶ
黒酢には、大きく分けて希釈されていない「原液タイプ」とそのまま飲める「ドリンクタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴を紹介していきます。
「原液タイプ」は料理にも活用できる!
希釈されていない原液タイプの黒酢は、料理の調味料として使ったり、お酒や炭酸水などと割って飲んだりと、幅広く活用できるのが特徴です。ドリンクタイプの黒酢に比べるとコスパが高いので、頻繁に黒酢を飲むという方は原液タイプがおすすめ。
調理用に使う場合は、商品のパッケージなどに「料理に推奨」などと記載があるかを確認しましょう。商品によっては、フルーツやはちみつなどで風味付けされているものもあり、そのまま料理に使うと思った味にならない場合があるので注意しましょう。
「ドリンクタイプ」は+αの成分が配合!
ドリンクタイプの黒酢は、すでに希釈されているので手軽に飲むことができます。飲みやすいよう黒糖やはちみつなどがブレンドされているので、子どもでも楽しめるのが魅力。
また、カルシウムやオリゴ糖など、ほかの栄養素がプラスされた黒酢もあるので、健康維持に取り入れたい方にもおすすめ。続けやすいので、ダイエット中の方にもぴったりです。
【2】黒酢の旨みを楽しむなら「玄米黒酢」を
黒酢の原料には、玄米や精米度の低い米などが使われます。どちらもアミノ酸が含まれますが、玄米のほうが豊富なのが特徴。黒酢の旨みはアミノ酸が関係しているので、黒酢の旨みを楽しみたい方は原料が玄米の黒酢を選ぶのがおすすめです。
【3】長期熟成タイプを選べば酸味もマイルド
かめ壷でじっくり熟成・発酵させた黒酢。その期間は約2年間。
【エキスパートのコメント】
熟成期間1年以上のものを選んで
黒酢と普通の米酢の違いは、原材料です。普通の米酢は精米が主な原料なのに対して、黒酢は、玄米や精米度の低い米、また大麦が原料となります。さらに、壺(つぼ)に入れ、壺畑と言われる壺がずらりと並んだ畑で長期熟成させるのが本来の作り方です。
壺に入れて自然の風を受けながら長期熟成させることで、酸味の角(かど)が取れてマイルドで香りのよい黒酢になります。1年以上熟成したものを選ぶと、酸味が強過ぎて食べられない、ということはないと思います。
【4】中国黒酢は料理にぴったり
中国産の黒酢です。料理の隠し味としてはもちろん、仕上げのひとかけや水餃子などの付けダレとしてもおすすめ。
【エキスパートのコメント】
酸味がマイルドで使いやすい
九州の鹿児島県をはじめ、国産ブランドもおいしい黒酢をたくさん作っていますが、香酢(こうず)といわれる中国産の黒酢も、ものすごくおいしいですよ。
マイルドな酸味で色が深く濃く黒いのが中国黒酢の特徴です。原材料は玄米に限らず、もち米やコーリャン(イネ科の一年草でモロコシの一種)などを用いる場合があります。
どちらかといえば、中国黒酢は飲むよりも調味料として料理に使うほうが向いているように思います。国産の黒酢を使うよりも、味にコクと奥行きが出ます。
料理家からのアドバイス
用途や好みに合わせて黒酢を選んでみて
【エキスパートのコメント】
黒酢は飲むためだけのものと思っている方が多いかもしれませんが、料理に使うと味もよくなりますし、油を使った料理はさっぱりとします。そのままで味わうと、酸味が強すぎたり味を強く感じたりするかもしれませんが、加熱することでまろやかになります。
黒酢を選ぶときのポイントとして、比較的、色が濃いもののほうが味わい深く、甘みやコクも強めです。色が薄いものは、さっぱりとして主張も強くないのですが、黒酢ならではのうま味も薄いように思います。
黒酢らしいコクや深みを選ぶか、さっぱりと食べやすいほうを選ぶかは、作る料理によって変わるかもしれませんね。値段の幅も大きいのですが、値段と味は比例関係ではないアイテムだと思います。