日本航空(JAL)は「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のオフィシャルエアラインパートナーとして、7月11日より特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」2号機を就航した。4月8日に飛び立った1号機に続く2号機には、東京2020マスコットの「ミライトワ」と「ソメイティ」が競技を行うイラストがあしらわれた。

  • 就航を記念して報道向けに公開された「みんなのJAL2020ジェット」2号機

ミライトワとソメイティが計10種目に挑戦

ボーイング777-200 (ファーストクラス:14席、クラスJ:82席、普通席:279席)を装飾した特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」1号機に対し、2号機はボーイング767-300ER (ファーストクラス:5席、クラスJ:42席、普通席:205席)を使用。7月11日のJL323便(東京[羽田]空港発、福岡空港行、定刻15:10発)にて初就航した。就航期間は2020年10月末までの予定。

  • 国内線・近距離国際線用として使用されるボーイング767-300ERを装飾

2号機には、ミライトワが「フェンシング」「サッカー」「空手」「スポーツクライミング」「体操」「テニス」に、ソメイティが「パラ陸上競技」「車いすバスケットボール」「車いすテニス」「ボッチャ」「ゴールボール」「車いすラグビー」に挑戦するイラストが大きく描かれた。尾翼にはJALが2020年とその先の未来に向けて発信しているコミュニケーションスローガン「Fly for it!」ロゴもあしらわれている。

  • 機体の左側面前方に描かれたミライトワの「フェンシング」「サッカー」「空手」イラスト

  • 機体の左側面後方に描かれたソメイティの「パラ陸上競技」「車いすバスケットボール」

  • 機体の右側面前方に描かれたソメイティの「ボッチャ」「ゴールボール」「車いすラグビー」イラスト

  • 機体の右側面後方に描かれたミライトワの「スポーツクライミング」「体操」「テニス」イラスト

  • 尾翼にはJALのシンボルマーク“鶴丸”とともにコミュニケーションスローガン「Fly for it !」が

機内でミライトワ・ソメイティがお出迎え

機内も6種の専用ヘッドレストカバーを搭載した特別仕様。空席にはミライトワとソメイティのぬいぐるみが座ってくれる予定で、一緒に空の旅を楽しむことができる。機内で使用される紙コップもミライトワとソメイティのイラストが入った特別デザインだ。7月11日(木)~9月30日(月)までの間は、1号機および2号機の搭乗者にはコカ・コーラとJALのコラボレーションによる「東京2020大会1year to go記念ミニタオル」も特別に配布される。

  • 6種の専用ヘッドレストカバーを搭載した特別仕様の機内

  • 空席にはミライトワとソメイティのぬいぐるみが着席する予定

  • ドリンクサービス用の紙コップもミライトワとソメイティの特別デザイン

  • 搭乗者には「東京2020大会1year to go記念ミニタオル」をプレゼント

「東京2020大会に向けて、日本全国の皆さまと一緒にスポーツを盛り上げていきたい」というJALの想いが込められた特別塗装機「みんなのJAL2020ジェット」。続く3号機は2020年春の就航を予定している。

  • 機体前方には「TOKYO2020」の文字が

  • ミライトワ・ソメイティと快適な空の旅を