昨年9月に引退した歌手・安室奈美恵さんの楽曲と花火をシンクロさせたイベント『WE (ハート) NAMIE HANABI SHOW supported by セブン-イレブン』が、今年も9月16日に沖縄・宜野湾トロピカルビーチ特設会場で開催されることが11日、明らかになった。
このイベントは、セブン-イレブン・ジャパンと沖縄タイムスが昨年、安室さんの引退を送り出す共同イベントとして開催したもの。安室さんは、引退にあたってさまざまな企画を展開する中で、最後は地元の沖縄に恩返しとして、“レガシー”として何か残していくような形ができないかと考えていたという。
一方で、14歳から芸能界に入り、浴衣を着て夏祭りに行ったことがなく、いつか自分のライブを見てみたいという思いもあったことから、そうした希望をたぐりあわせて「花火」という企画が浮上し、安室さんも快諾。昨年9月15日にラストライブを開催した翌日、花火イベントが実現し、安室さんがお忍びで訪れていたことも話題となった。
そして、レガシーにしたいという彼女との“約束”を果たすため、昨年、安室さんのドキュメンタリー番組の放送や展示会などを展開してきた日本テレビが企画・制作し、今年も開催することが決定。この花火イベントは、安室さんの楽曲と花火を最新技術で完全シンクロさせるもので、今年は、また新たなセットリストで展開され、昨年と同規模の約12,000発が夜空を彩る。
ファンの間では今年も行われるのか話題となっており、宜野湾市議会でも市長に実施について質問が飛ぶなど注目を集めていただけに、この開催決定は多くの人にとって朗報となりそうだ。
花火イベントの前には、昨年最後のコンサートが行われた沖縄コンベンションセンター展示棟で、『WE (ハート) NAMIE 特別応援上映』を開催。これは、引退までの1年間を追ったHuluの番組『Documentary of Namie Amuro“Finally”』での密着映像に加え、安室さん最後のパフォーマンスを披露した『WE (ハート) NAMIE HANABI SHOW前夜祭~I (ハート) OKINAWA / I (ハート) MUSIC~ supported by セブン-イレブン』を特別編集したオリジナル作品応援上映の2本立てで、計4回上演される。
また、日テレが開発したアプリのさまざまな機能を使って花火とコラボレーションすることで、イベントサービスを充実させていくとしている。
チケットは、花火イベントと応援上映、さらに、安室さん公認のキャラクター・emina(エミーナ)がデザインされたうちわと座布団バッグという限定オリジナルグッズが付いて、価格は7,500円(税込)。申込の抽選受付は、HANABI LIVEオフィシャルHPから、期間は7月15日14時~28日23時59分。