女優の深田恭子が主演するフジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』(毎週木曜22:00~)が、あす11日に15分拡大でスタートする。
図書館に勤める三雲華(深田)は、恋人の桜庭和馬(瀬戸康史)の家族を初めて紹介されて、ガチガチに緊張している。和馬の父・典和(信太昌之)の口調は厳しく、母の美佐子(マルシア)も華の勤め先にガッカリした様子。華は、和馬が公務員であるとしか聞いておらず、しかも桜庭家が代々警察官の一族だったのだ。それを聞いて震え上がり、さらに和馬が泥棒を捕まえる警視庁捜査三課と知った華は…。
その日、和馬に送ってもらった華は平凡な一軒家に入って行く。和馬の車が去ると、その家からそっと抜け出し、タワーマンションの高層階へ。実はここが本当の三雲家だ。高級な猫を抱いた母の悦子(小沢真珠)、キャビアをつまみにワインを傾ける父の尊(渡部篤郎)、トラフグを調理中の祖母マツ(どんぐり)が華を迎え入れる。だが、猫もキャビアもトラフグも…他人様から失敬したものばかり…三雲家は泥棒一家。華は和馬を諦めようと考える。
一方の和馬は、父・典和に捜査一課の刑事になれたら華との交際を認めても良いと言われる。そこで、和馬は三課の先輩刑事・巻(加藤諒)に相談すると、先祖代々家族全員が盗みの専門家、“Lの一族”を捕まえろとアドバイスされる。決して尻尾を出さない、それでいて弱者からは盗みを働かない、まるで、“アルセーヌ・ルパン”のような大胆不敵な犯行から“L”がつけられる一家。和馬は捕まえる決心をするが、その一族こそ、華の家族・三雲家だった…。
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