米Appleは7月9日 (現地時間)、13インチの「MacBook Pro」のエントリーモデルをリニューアルした。CPUに第8世代のIntel Core i5を採用、Touch Bar/ Touch ID、True Toneテクノロジー対応のRetinaディスプレイ、Apple T2 Securityチップを搭載、バッテリー容量アップなどスペックを強化した一方で、価格を引き下げた。
これまで13インチのMacBook Proエントリーモデルは、CPUが第7世代Intel Coreで、Touch Barではなくファンクションキーを搭載していた。エントリーモデルの刷新によって、MacBook Proはラインナップの全ての製品がTouch Bar/Touch ID、True Tone対応Retinaディスプレイ、T2 Securityチップ搭載になった。新しい13インチMacBook Proエントリーモデルの主な仕様は以下の通り。
- CPU: 第8世代の1.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ (Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
- グラフィックス: Intel Iris Plus Graphics 645
- メモリー: 8GB 2,133MHz LPDDR3
- ディスプレイ: 13.3インチ IPSディスプレイ (2,560×1,600ピクセル、227ppi)
- ワイヤレス: Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
- インターフェイス: Thunderbolt 3 (USB-C ) ポート×2
- カメラ: 720p FaceTime HDカメラ
- オーディオ: ハイダイナミックレンジステレオスピーカー、マイク×3、3.5mmヘッドフォンジャック
- その他: 感圧タッチトラックパッド、Touch IDセンサーが組み込まれたTouch Bar、環境光センサー
- バッテリー: 58.2Whリチウムポリマーバッテリー
- サイズ/重量: 30.41 (幅)×21.24 (奥行き)×1.49 (高さ)センチ/ 1.37キロ
標準構成でストレージ容量が異なる2つのモデルが用意されており、128GB SSDモデルが139,800円、256GB SSDモデルが159,800円となっている。CTOで、第8世代1.7GHzクアッドコアIntel Core i7、16GB 2,133MHz LPDDR3メモリー、512GB/1TB/2TB SSDストレージなどに変更できる。