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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)
文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。
文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。
使い込むほどに手に馴染んで味わいがでてくる革の手帳。今回は革製手帳の選び方とおすすめ商品をご紹介します。女性におすすめのおしゃれなデザイン、男性のスーツに似合うビジネス向けカバーも厳選しました! お手入れ方法もご紹介するので、せひ参考にしてください。
革の手帳の選び方
フリーライターで小物王の納富廉邦さんに、革の手帳を選ぶときのポイントを教えてもらいました。ポイントは以下のとおり。
【1】種類
【2】サイズ
【3】革の素材
【4】手帳の閉じ方
【5】オーダーメイドや人気ブランド
上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。長く使えるアイテムだからこそ、しっかりポイントをおさえて質の高いものを選びましょう。
【1】種類から選ぶ
手帳といっても様々な種類があり、それぞれ機能性なども異なってきます。代表的な種類について解説していきますので、目的に合わせて選んでみましょう。
リフィル交換できる「システム手帳タイプ」
システム手帳タイプはリングが付いており、リフィルを自分の好きなものにカスタマイズできます。リングの穴が開いているため、いろいろと書き込みたい人にとってはスペースが限られてしまいますが、リフィルを外して使えたりデザインの違うリフィルを挟み込むこともできるのでオリジナル感をだせます。
ブックカバーのように使える「ブックカバータイプ」
手帳本体にブックカバーのように付けるタイプです。ほぼ日手帳やトラベラーズノートのデザインタイプです。自分好みのデザインを見つける楽しみもあります。好みのスケジュールや罫線に出逢って自分用にカスタマイズしてみましょう。
【2】サイズから選ぶ
普段は持ち運びますか?それとも自宅に置いておきますか?どのように手帳を使いたいかによってサイズを選んでみてもいいでしょう。用途に合わせたおすすめのサイズについて解説していきます。
持ち歩くなら小さめサイズを
常に手帳を持ち歩く方は、片手にすっぽり収まるバイブルサイズがおすすめです。サイズが128×182mmの大きさなのでビジネスマンからも愛されているサイズ感になります。
ただし、アポイントやメモ書きが多い人にとって、バイブルサイズの手帳は書き込むスペースがすぐなくなってしまうので、物足りないかもしれません。その場合はレフィルにメモ書き用の無地タイプや罫線タイプを余分にバイイングしましょう。
また、ミニ6穴、ミニ5穴と呼ばれるポケットサイズのものもあります。メモ代わりに使うならミニ6穴もよいのですが、薄手のカバーと組み合わせるならバイブルサイズをメモ代わりにするのもよい選択です。
ノートのように使いたいなら大きめサイズを
そんなに持ち歩かず、たくさんの情報を書き込みたい場合には、148×210mmのA5サイズを選べば間違いはないでしょう。大きいサイズは、それだけ書き込めるスペースも多いので、細かくスケジュール管理したい人や日記やメモ代わりに使いたい人におすすめです。A5は教科書サイズ、A4はそれよりも大きい大学ノートサイズです。
【3】革の素材にも注目
見た目を左右する革の素材にも着目してみましょう。ダイレクトに視界に入ってくるだけでなく、手で触った感触にも差が出るので、好みのものを選ぶことがおすすめですよ。
加工の仕方で質感が異なる「牛革」「ヌメ革」
牛革は「ヌメ革」と呼ばれることもあります。これは植物タンニンを使ってなめし加工をした皮革のことを指します。
植物タンニンなめし加工による製品は、水分と油分を補給するお手入れが必要。使い続けることでやわらかくなり、経年変化も楽しめます。一方、化学薬品を使うクロムなめしを施された製品は、薄くて軽く革もやわらかめですが、植物タンニンなめしと比べて変色・変化が控えめ。経年変化はあまりありませんが、メンテナンスを頻繁に行なう必要はないので扱いやすいです。
耐久性のある「豚革」
豚革は、薄くても耐久性があります。その特徴から、牛革の裏地に採用されていることも多いタイプ。また豚革のなかでも、とても柔らかいピッグスエードや透明感のあるアメ色のアメ豚などの分別に分かれています。
コスパで考えるなら「合成皮革」
合成皮革ペンケースはお求めやすい価格が多く、気軽に購入しやすいです。しかし牛革が使えば使うほど味が出てくるのに対し、合成皮革は色味が悪くなったりひび割れたり、劣化するのがはやい傾向にあります。
合成皮革は経年劣化しますが、もちろんすぐに使えなくなってしまうわけではありません。定期的にカバーを新調したい場合などは、低価格な合成皮革を利用するのもいいでしょう。
【4】手帳の閉じ方で選ぶ
手帳をどのように閉じるのかも重要なポイントです。カバンに入れたい、ものを挟みたいといった用途に合わせて、手帳の閉じ方を選んでみてください。使い勝手を左右する大事なポイントですよ。
固定しやすい「ボタン式」
手帳を持ち歩く機会が多く、カバンなどに入れたいのであれば、しっかり固定されるようにボタンが付いているものがいいでしょう。表紙と裏表紙を固定できるから安定感が高く、移動が多くても安心です。カバンの中で手帳が開いて折れてしまうことも少ないので、きれいに手帳を使いたい方にもおすすめですよ。
スムーズに閉じられる「マグネット式」
簡単に開閉できる磁石タイプは、片手がふさがっているときや急いでいるときに便利。少ない力で開閉できるので、スムーズに使うことができます。
ただ、磁石の強さは商品によって異なるため、なかにはくっつく力が弱くカバンの中で開いてしまう可能性があります。会社や自宅に置いておくなら問題なく使えます。
ものを挟みやすい「バンド式」
ゴムバンドで全体をくくって固定するタイプの手帳です。手帳の間にものを挟んだりしてもしっかり固定できるので、手帳以外のものも一緒に保管したい方におすすめですよ。
毎回ゴムバンドを外さなくてはいけないため開閉に手間がかかりますが、その分しっかり固定してくれるので持ち運びにも便利です。ただ、ゴムが伸びてしまう可能性があるところがデメリットといえます。
【5】オーダーメイドや人気ブランドから選ぶ
革は一生ものとしても使える素材です。そのため、ポルコロッソ、イルビゾンテなどの人気ブランドのほか、自分の好みにカスタマイズしてオリジナルの手帳カバーを作ってみるのもおすすめです。
本当にお気に入りの商品を使うことで長く使えるでしょう。また、ブランドの手帳カバーはプレゼントとしても喜ばれます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)