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【この記事のエキスパート】
ファッション雑誌編集者:和洲 太郎
慶應義塾大学SFC卒業。GQ、Safari、Penなどでファッションを紹介するフリーの編集者。
美しく、意匠が伝わるファッションを好み、国内外の新作情報を伝える。読者目線でファッションを選ぶ楽しさや、数多あるアイテムの中からドンズバ!な1着をお伝えしていきたい。
カジュアルコーデの定番アイテムであるチノパン。最近では、ビジネスカジュアルとしても人気を集めています。この記事では、チノパン選び方とおすすめの商品をご紹介します。通販サイトの最新人気ランキングや、口コミも参考にお気に入りアイテムをみつけやすいでしょう。
ビジネスシーンやプライベートでも
チノパンツとは
そもそも、チノパンとは【チノ・クロス】と呼ばれるものでポリエステル・綿で作られているズボンになります。イギリス陸軍によって普及したチノパンは、インド在住のアメリカ軍が敵から目立たなくするためにカーキ色に染めたという歴史があります。
チノパンはどんな服装にも合わせやすく、万能的なパンツです。ビジネスシーンやプライベートでも幅広く着用することができます。
メンズチノパンの選び方
ファッション雑誌で長年編集者をされている和洲太郎さんに、メンズチノパンを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】スリムできれいめなシルエットが大人向き
【2】着回ししやすいカラーを選ぼう
【3】布地はストレッチ素材がおすすめ
【4】タックあり・なしで印象も変わる
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】スリムできれいめなシルエットが大人向き
大人の男性がはく場合、ワイドタイプのものは場合によってだらしなく見えることがあります。体にフィットするスタイリッシュな形のものか、ストレッチ生地のものを選ぶことで、上品な着こなしができます。
とくにジャケットと合わせるときは、細身でタイトなシルエットだとバランスよく見えますよ。
スリムできれいめな【タイトタイプ】
【タイトパンツ】は、タイトなシルエットでビジネスシーン向けのパンツです。ジャケットとの相性が良く、緩すぎることなく適度にラフな服装になります。
タイトパンツは、窮屈に感じることもあるので、しゃがんだりすることが多くある業務や窮屈さが苦手な人は伸縮性のあるパンツがおすすめ。
ラフな【ワイドタイプ】
【ワイドパンツ】は、ラフでゆるっとした余裕感のあるサイズがおすすめ。タイトタイプに比べてよりカジュアルな服装に仕上がるので適したシーンを選んでください。
ゴム製などのリラックスできる素材のものだと締め付けられるストレスを感じることなく履くことができます。ワイドなシルエットはトレンドでもあります。
【2】着回ししやすいカラーを選ぼう
チノパンは色展開豊富な商品が多く販売されていますので、目移りしがち。1本目や2本目のチノパンを選ぶときは、無難なベージュ一択です。着回しに使える色ですので、今持っている服ともコーディネートしやすいというメリットがあります。
ブラックやブラウンなどの濃いめの色は、実用性のある1本目を購入した後がおすすめです。
【3】布地はストレッチ素材がおすすめ
ぴったりと体にフィットするものなので、ある程度伸縮性がなければ動きにくさや窮屈さを感じやすくなります。ゆとりを取り過ぎないデザインが好まれる半面、着心地が悪いとアイテムの使い勝手が低下しがち。
そこでおすすめは「1本目はストレッチ素材」を選ぶということ。ストレッチ素材であれば、少しの体形変化であれば対応してくれますし、分散してくれるので生地の破けも減ります。
【4】タックあり・なしで印象も変わる
タックとは、パンツの布をつまんで畳んだ時にできるひだのこと。タックにも大きく3種類に分けられて、ノータック、ワンタック、ツータックになります。それぞれの種類で印象も変わるのでシーンに合わせて選んでくださいね。
ノータックはスリムでタイトに着こなしたい人、ワンタックはビジネス向けで動きやすい特徴があります。ツータックはより大人っぽさのある上品な着こなしができます。
ファッション誌編集者からのアドバイス
チノパンで「いつも同じ」からステップアップ
【エキスパートのコメント】
カジュアルファッションの代表で、大人にはあまり似合わないというイメージが、チノパンにはありますよね。でもそのイメージは昔のもので、今はスタイリッシュにはけるチノパンもたくさんあります。きちんと選べばカジュアルからきれいめファッションまで、いろいろな着こなしに対応した、優秀なアイテムです。
シルエットやカラーバリエーションも豊富なチノパンは、「いつも同じファッションをしている」と悩んでいる方にこそおすすめしたいパンツです。大人の男性のファッションはワンパターンで堅苦しくなりがち。遊び心のあるチノパンで抜け感を出せば、鏡に映る姿はいつもと違う印象のはずですよ。