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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:秡川 寿美礼
設計事務所(株)木型屋のむすめの仕事部屋を経て、1998年に(有)エル・エル・プランニングを設立。
「ライフスタイルからインテリアをデザインする」という独自の発想と設計手法で、家具、カーテンなどのセ レクトから、造作家具やリフォームの設計まで、トータルなインテリア空間デザインを得意としている。インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャーの資格を持つ。
小学校の入学前に準備しておきたい「学習机」。さまざまなメーカーから販売されており、サイズやデザイン、引き出しの個数、椅子など、選ぶポイントが多数あります。この記事では、そんな学習机の選び方とおすすめ商品を紹介。チャート図に基づいたタイプ別診断も試してみてくださいね。
用途に合うタイプをチェック!
学習机はいろんなタイプがあります。設置するスペースや用途などを考慮に入れて選ぶことが大切。上の図を参考にしてみてくださいね。
学習机の選び方
それでは、学習机の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】高さ調整可能か
【2】収納力
【3】机の素材
【4】組み合わせが自由にできるか
【5】付属品
【6】デザイン
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】高さ調整可能かチェック
学習机は子どもの成長にあわせて、机面の高さが調節できるものを選びましょう。足が床につかないと、子どもの集中力が低下しやすくなるため、しっかりと付くように工夫してあげることが大切です。また、大きくなったときに、机面の高さが低いままだと窮屈でストレスを感じやすくなります。
机面の高さが調節できないタイプの学習机を購入した場合は、調節機能が付いているイスを購入すれば高さ調節ができます。
【2】収納力をチェック
机の回りをきれいに片付けるためにも引き出しがあるかどうか、その大きさと個数をチェックするようにしましょう。学習机本体の引き出しは高さが低いものが多いので、必要に応じてワゴンやキャビネットなども検討するとよいでしょう。
【3】机の素材をチェック
長く使うなら無垢材がいいですが、天然木以外の加工材の特徴やメリットも確認して材質を決めていきましょう。
▼長く使えて味わい深い無垢材
無垢材とは、「木」そのものを切り、削って製材しているものです。純粋に木のみを素材にして作られた学習机は、長く使うほどに風合いが出てきます。木の色に深みが出たり、逆に色あせたりといった経年変化を楽しむことができるのが特徴的です。
子どもの成長と同じように、学習机の変化も楽しみたいという方は無垢材を選んでみてください。
▼天然木を安価に手に入れられる突板(つきいた)
突板は、0.2mmほどに薄くスライスした木のシートを、ベニヤなどの板にはり付けたものです。見た目は木のようですので、家具の知識がない方が見たら無垢材と見分けがつかない場合もあります。
突板は無垢材に比べると値段も安く、重量も軽いので取り回ししやすいという特徴があります。経年変化は楽しめませんが、お手頃価格で学習机が欲しいという方に向いています。
▼耐久性と価格を重視するなら化粧板
樹脂や紙などの表面に木目などを印刷したシート(化粧シート)を芯材に貼り付けたもの。耐久性があり価格が安いのがメリットです。
【4】組み合わせが自由にできるかチェック
子ども部屋を設けるのを機に学習机と学習椅子を選ぶのであれば、同時に本やランドセルなどの収納も検討する必要があるでしょう。例えば、本棚やランドセルラック、キャスター付きのワゴンなどが付属されており、L字型とI字型にレイアウトを変更できる学習机などがあります。トータルでコーディネートできるものを選ぶことで、成長に合わせて限られたスペースを有効活用することができます。
また、本棚やランドセルの収納は、壁面収納などを利用すると、ものが増えても対応しやすく長期的に利用できます。
【5】付属品をチェック
付属品の有無も学習机を選ぶ上では大切です。
例えば、デスクマットは、学習机を傷から守り長く使うことができます。さらに、筆記具の使い勝手が良くなります。また、デスクライトが設置されていることで目に負担がかかりにくく、夜でも勉強することができます。このように付属品によって、勉強や作業の効率も変わってきます。近年では、シンプルなものはもちろん、キャラクターが描かれたデザインもあるので、お子様にもぴったり。ぜひ、付属品もチェックしてみましょう。
【6】デザインをチェック
リビングに学習机を設置する場合は、インテリアの邪魔にならないようにシンプルなデザインのものを選びましょう。シンプルなデザインのものは、子どもが成長してからもそのまま使えるという点でもうれしいポイントです。
小学校に入学するときに学習机を購入する場合、もしかしたら子どもがキャラクターものやカラフルなものを好むかもしれません。このようなときは、イスに取り付けるクッションやデスク用マットなどを、子どもの好みに合わせるなど工夫をしてみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)