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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:山田 美彩子(やまだ みさこ)

インテリアコーディネーター:山田 美彩子(やまだ みさこ)

株式会社ティアラジャパン代表。高級輸入住宅・輸入キッチンに精通。

オーダーキッチン設計・商品開発・PRに従事。手がけた高級住宅物件は全国3,000件以上、業界歴30余年の豊富な経験と専門性の高い知識に基づいたご提案に定評あり。高級マンションや高級注文住宅のリフォームアドバイザーとして活躍中。

モダンクラシックなインテリアコーディネートや、世界にひとつのオーダーキッチンのデザイン設計から、施工会社・ハウスメーカー選びのお手伝いまで、「ビューティーインテリア」で、高級リフォームプロジェクトを成功へと導いております。


生活の中で発生する足音や、物が落下した際の音、階下への音の伝わりを軽減する働きがあるラグマット。本記事では、ラグマットの選び方とおすすめの商品を紹介。夏冬兼用のオールシーズン使える商品や人気のおしゃれなデザイン、安心の滑り止め付きの商品など厳選しました。

ラグマットを敷くメリット

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

ある程度の厚みがある上質なラグマットは、生活の中で発生する「足音」「物が落下した際の音」「階下への音の伝わり」を軽減する働きや、床面を摩擦・退色・傷から守る効果もあります。

また、フローリングなど床に積もったホコリは、人が室内を移動するだけで舞い上がります。ラグマットが室内にあれば、ホコリを吸着し、舞い上がりを防ぐ効果が期待できます。ラグマットは定期的にお掃除やクリーニングをして、室内の空気をキレイに保ちましょう。

■形状ごとの特徴・効果

出典:Amazon

ラグマットは大きくわけて、四角形(正方形と長方形)、円形があります。それぞれの特徴を簡単に紹介します。

▼長方形や正方形

部屋をすっきりとみせたいときは、長方形や正方形を選ぶとよいでしょう。

ソファの下に敷く場合は、ソファの幅より大きい長方形か正方形を選ぶとバランスがよくなります。

▼円形のラグマット

円形のラグマットを選ぶと、部屋をかわいい雰囲気にすることができ、配置次第で部屋に広がりを感じさせてくれます。

小さめの円形ラグマットを敷けば、椅子を置くとひとり分のくつろぎスペースに早変わり。大きめの円形ラグマットをリビングに敷くと、広くやわらかい印象の部屋になります。

ラグマットのサイズの目安

リビングやダイニングなどラグを使用する場所はさまざまです。使う場所や敷き方によって、必要なサイズが変わってきますので、以下に示す目安サイズなどを参考に、必要なサイズをイメージしてみましょう。

▼大きめサイズ:リビングやダイニングなどに敷く場合

出典:Amazon

ダイニングテーブルとイスの下に敷けば、フローリングなどの床へのキズが防げ、階下への騒音などを減らすことができます。その場合は、椅子に座っても椅子の脚がラグからはみ出さないように、テーブルの外形よりも50~60cm大きいサイズを選ぶとよいでしょう。

【サイズの目安】
・ソファ+センターテーブルをラグのうえに置く場合 200×200cm
・4人掛けのダイニングテーブルセットを置く場合 200×250cm
・L字型ソファ+センターテーブルをラグのうえに置く場合 260×260cm

▼中くらいのサイズ:ソファやベッドサイドなどに敷く場合

出典:楽天市場

リビングはそもそもダイニングよりもスペースが広いので、敷き方によっても必要なサイズが変わってきます。また、テーブルと椅子だけを考慮すればよいダイニングと違い、置かれている家具などの種類や配置などにより、選べるラグのバラエティが広がります。

【サイズの目安】
・ふたり掛けソファの前に置く場合 100×140cm
・L字型ソファの前に置く場合 140×200cm

▼小さめサイズ:キッチンや玄関などに敷く場合

出典:Amazon

キッチンや玄関など、スポットでラグマットを敷く場合は、縦の長さが60〜90cmくらいの小さめサイズがおすすめ。横の長さは、キッチンや玄関の長さに合わせて商品を選びましょう。

また、この小さめのサイズは、寝室の大きさによってはベッドサイドなどにも使用できるので、バランスのいいサイズを選んでみてください。

【サイズの目安】
・玄関に置く場合 60×90cm
・キッチンに置く場合 40×180cm

ラグマットの選び方

それでは、ラグマットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の7つ。

【1】デザインや色
【2】季節に合う素材
【3】毛足の長さ
【4】滑り止め加工の有無
【5】洗えるかどうか
【6】安全性や防音性
【7】防菌防臭、防ダニ加工など

上記の7つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】デザインや色をチェック

出典:Amazon

デザインに関しては、柄モノなのか、単色・モノトーンなのかがポイント。無地ならラグ自体が主張せず落ち着いた印象になるのでインテリアに合わせやすく、柄モノは、個性が出せるのでインテリアのポイントにすることができます。お部屋にある調度品や家具などのスタイルやデザインともマッチさせましょう。

またラグのカラーは、家具、壁紙やファブリックの色などと調和するものを選ぶのが基本となります。単色は落ち着きとやさしさを、カラフルなものはお部屋のアクセントに一役買ってくれます。いずれにしても多色使いとならないようインテリアイメージを統一させるのがよいでしょう。

【2】季節に合う素材をチェック

ラグの素材は、肌に直接触れるものなので、できるだけ季節にあった素材を選びたいものです。ただ、衣類ほど気軽に模様替えができるものではないので、オールシーズン使える素材などを選ぶのもよいでしょう。

▼オールシーズン|綿やマイクロファイバーなど

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綿を代表とする自然素材系は、季節を問わず年間を通じて使いやすいでしょう。マイクロファイバーは綿などと比べると温かさを感じますが、肌触りがさらっとしているのでオールシーズン使うことができます。

▼春・夏|「綿」や「い草」などの自然素材や接触冷感素材など

出典:Amazon

夏はとにかく見た目にも体感的にも涼しさを感じることのできる素材が第一。吸湿性や通気性にすぐれた素材としては、畳に使われているい草や綿などが真っ先に挙げられるでしょう。見た目にも涼しげですが、素材に触れた瞬間のひんやり感もよいところです。そのほか、化学繊維ではありますが、接触冷感素材なども選択肢のひとつです。

▼秋・冬|フランネル、キルト、シャギーなど

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冬はやはり見た目にも体感的にも温かさを重視した素材選びが大切です。代表的な素材は、フランネルやキルトやシャギーなど。肌触りが柔らかく肌に密着する素材は暖かさを感じやすいです。キルトなどは表地が綿でも、綿を挟んで縫い上げてあるので、保温性があります。

【3】毛足の長さをチェック

毛足には、短いタイプと長いタイプの2種類があり、それぞれに特徴があります。一つひとつ解説していきます。

▼毛足の長いラグマット

出典:Amazon

ラグマットには毛足の長いシャギーラグやファータイプのものもあります。長所は見た目がゴージャスで、手触りがよいことです。ボリュームがあるので、保温性や防音性も高まります。

しかし、短所としてはお手入れが大変なことです。ゴミやホコリが毛の奥まで入ってしまうと掃除機でもなかなか吸い出しにくくなります。また、毛足が長いシャギーラグだと、模様をはっきりと表現できないため、無地が多く、デザインの幅が狭くなるというデメリットもあります。

▼毛足の短いラグマット

出典:Amazon

ラグマットには毛足の短いもの、もしくは平織りの毛足のないラグマットもあります。毛足の短いラグマットの長所は、お手入れがしやすいことです。掃除機がかけやすいので、ゴミやホコリを吸い取りやすく、清潔さを保つことができます。また、毛足が短いと、こまかい模様も表現しやすく、デザイン性に富んだラグマットが多いです。

短所としては、毛足の長いラグマットには豪華さで勝てません。手触りも毛足の長いラグマットのほうが、やわらかい毛並みを感じることができます。

【4】滑り止め加工の有無をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

フローリングやタイルなどの床材と比較すると、ラグマットの表面は摩擦が強く、お子さまやご年配の方の転倒防止、ペットのけが防止など、スリップ防止の働きがあります。

ラグマット自体がずれないよう、設置の際にもご自身で確かめてください。ラグマットがずれる場合は、滑り止めシートや滑り止めマットの利用をおすすめします。

【5】洗えるかどうかチェック

出典:楽天市場

ラグマットには洗濯機で洗えるものもあります。商品についている洗濯表示で確認しましょう。その際自宅の洗濯機の容量と洗い方もあわせて確認してください。せっかく洗濯が可能なタイプでも自宅の洗濯機で洗えないのでは意味がありません。なお、ラグマットはネットに入れて洗濯機に入れたほうが、生地にほつれやキズができにくいです。

【6】安全性や防音性をチェック

出典:Amazon

赤ちゃんや小さな子供がいる場合などは、ラグ自体の安全性もチェックしましょう。オーガニックコットンなどを使った肌に優しい素材でできたものやホルムアルデヒトなどの基準に合格したものなど、購入前にみておきましょう。またマンションなどの場合は、階下への騒音も気にする必要があるでしょう。防音性の高いものや防音機能がない場合には、厚みのあるラグを選ぶのがよいでしょう。厚みのあるラグであれば、転倒時の安全性も高まります。

【7】防菌防臭、防ダニ加工などをチェック

出典:Amazon

赤ちゃんや小さな子供がいる場合はもちろんですが、とくにペットを飼っている家庭では、ラグにニオイがついたり汚れたりすることも多いでしょう。素材自体に防菌・防臭・防ダニなどの加工がなされたものであれば、ニオイや汚れを軽減することができます。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

ラグの使い方次第でお部屋の雰囲気が変わる!

実用的な海外インテリアトレンドで、取り入れやすいアイテムをご紹介いたしました。ラグマットは手軽にできるお部屋の模様替えのベストアイテムです!

お部屋面積の大きい部分である床面に、ラグマットを敷くことにより、お部屋をガラリとイメージチェンジすることが可能です。家具やカーテンに合わせて、ラグマットの色やサイズを決めましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)