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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。
個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。
子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。
部屋の雰囲気を大きく変える効果がある「ラグ」ですが、汚れやほこり、汗などが付着するのが悩み。この記事では、そんなときに役立つ「洗えるラグ」の選び方とおすすめの商品を紹介します。北欧テイストのおしゃれなもの、夏にいい薄手のもの、乾燥機に入れられるものなどを厳選。
洗えるラグの選び方
それでは、洗えるラグの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】洗い方とサイズ
【2】洗いやすさ
【3】表と裏の生地の素材
【4】ラグの形状とデザイン
【5】滑り止め機能の有無
【6】ホットカーペットや床暖房対応か
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】洗い方とサイズをチェック
ラグを洗濯するには「手洗いのみ」と「洗濯機可」の2つの方法があり、商品に表示されています。大きいサイズは洗うのがたいへんですが、手軽に洗うならサイズにも気を配りましょう。
▼洗濯機で洗えるサイズを確認する
洗濯機の容量によって、洗えるラグのサイズが違いますので、洗濯機の説明書などで確認をしておきましょう。洗濯容量10kgの洗濯機で2畳程度までのラグが洗える機種もあります。2畳以上のサイズは、より大型の洗濯機で難しいため、自宅の洗濯機で洗えない場合には、コインランドリーなどを活用することになります。
▼手洗いなら小型・軽量サイズを選ぶ
ラグを手洗いするのはかなり重労働です。サイズが大きいとなると脱水や干すのもたいへん。手洗いをするなら小型サイズで軽量タイプのものを選んでください。
デリケートな素材や毛足の長いラグは手洗いのものが多いので、洗濯機を使いたい方は選び方に要注意。
水を含んだラグは重たいので、浴室やバスタブを使って洗うと便利です。
▼ネットの有無と洗剤の種類などを確認する
ラグを選ぶときは洗濯表示をチェックしてください。洗濯機が使えるのか、手洗いできるのかがわかります。洗濯機可のものでもネットが必要な場合があるので、それもチェックします。また乾燥モードについても確認してください。手洗いタイプは水の温度や使用する洗剤なども確認する必要があります。縮みや型崩れを防ぐには洗濯表示をしっかりチェックしましょう。
【2】洗いやすさをチェック
洗いやすさで選ぶのなら薄手のラグが適しています。薄手なら多少サイズが大きめでも水をそれほど吸い込まないので洗いやすいです。厚みがあるほど水分を吸って重くなり、洗いづらくなります。
防音性や落下物によるキズを防ぎたい場合は、薄手のラグを重ねて敷くという方法がおすすめ。食べこぼしで汚れても、上のラグを洗うだけです。
【3】表と裏の生地の素材をチェック
洗えるラグの素材はナイロンやポリエステルなどの合成繊維が主流です。オールシーズン使えるものが多く、洗ったあとでも乾きやすいというメリットがあります。夏向けの冷感素材や冬向けの温感素材などもあるので、季節ごとに選ぶことが可能です。
生地で多いのはキルト、シャギー、フランネルです。自然素材が好みなら綿素材の入ったキルト、シャギーやフランネルは毛足の長さがポイント。
また床がキズつくのを気をつけたいなら、柔らかい不織布仕上げのものを選んでください。裏地のチェックも大切です。
【4】ラグの形状とデザインをチェック
洗えるラグも洗えないラグと同様、インテリアのアイテムなので、お部屋の雰囲気や家具類などに合わせて選んでいきましょう。
▼ラグの形状
ラグのかたちは、四角形や円形などが一般的です。正方形や長方形などは、お部屋のかたち、ラグを敷く予定のスペースのかたちに合わせて選ぶとよいでしょう。比較的狭いスペースでも違和感なく敷くことができます。一方で円形は、ラグそのものが目に入りやすくなるので、特定のスペースを目立たせたいときや広いお部屋のなかで敷く場合などに向いています。
▼ラグのデザイン
ラグのデザインは色や柄などの組み合わせが無数にありますので、インテリアのテイストに合わせていくのが選びやすいでしょう。例えば、ナチュラルテイストのお部屋なら、暖かみのあるやさしい色で無地や柄が少ないもの、モダンテイストならコントラストのはっきりした色でシャープな絵柄ものなど。またアジアンスタイルは、北欧スタイルなどでも特徴のあるラグが見つけられるでしょう。
【5】滑り止め機能の有無をチェック
ラグによっては床に敷いてもずれやすいものがあります。とくに子どものいる家庭では滑って転倒する場合もあるので要注意。
おすすめは裏地に滑り止めがついているラグです。ゴムなどが施してあればずれにくく、床に敷いても安定します。ただし、ゴムなどは裏地との接着力が弱くてボロボロはがれることも。耐久性もチェックする必要があるでしょう。
【6】ホットカーペットや床暖房対応かチェック
冬はホットカーペットや床暖房を利用するご家庭も多いことでしょう。その上にラグを敷くと素材が変化したり、滑り止めが劣化する場合があります。冬に敷くときはホットカーペットや床暖房対応かどうかチェックしてください。
また、裏地は暖房対応でも表地が非対応という場合があります。ラグの上にコタツを置いて使用するなら、コタツ用の敷布団を重ねるなど工夫が必要です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)