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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:吉田 みさこ

インテリアコーディネーター:吉田 みさこ

大手住宅設備メーカー在籍時にインテリアコーディネーター資格を取得し、ショールームコーディネーターを経験。

ハウスメーカーに転職後、注文住宅の内装を100案件以上経験。2012年よりウェブを中心に内装インテリアやリフォーム、建築、不動産などウェブ記事のライティングを多数手がける。


本記事では、スツールの選び方とおすすめ商品をご紹介。インテリアに合うおしゃれな商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

スツールの選び方

それでは、スツールの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。

【1】用途
【2】高さ
【3】座面の大きさ
【4】機能性
【5】収納性

上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】用途をチェック

スツールは、さまざまな使い方ができる便利なインテリアアイテムです。座ることをメインと考えているか、踏み台として使いたいのかにより選ぶべきポイントが変わってきます。

座るのがメインならクッション性などを重視

出典:Amazon

座ることをメインに考えるなら何よりも快適性を重視したいものです。快適性を決めるのは、座面の大きさとクッション性です。ゆったり座れる座面の広さか、体に合わせた座面の形状になっているか、クッション付きのものならばクッションの厚みなどをチェックしましょう。

踏み台としてなら、安定性や耐荷重を重視

出典:Amazon

スツールを踏み台としても使うことが考えているなら、まず何よりも安定性や耐荷重を重視しましょう。そして座面ができるだけ平らなもの、滑りにくいものを選ぶと安心して使うことができます。子供も使うことがあるなら階段式になっているステップスツールも便利です。

【2】高さをチェック

【エキスパートのコメント】

背もたれやアームのないスツールは、オフィスチェアやソファと違って長時間座るのに適した家具ではありません。しかし、主として使う場所に合わせた高さを考慮しないと、活用範囲が狭まります。

スツールの高さには座面の高さが40cm程度までのロースツール、60cm前後のダイニングスツール、カウンターテーブルなどで使われる70~80cmのハイスツールといった種類があります。例えば、キッチンで調理中に腰かけたり踏み台代わりに使ったりするのであれば、ロースツールが適度な高さと言えるでしょう。

汎用性が高く便利なスツールですが、置く場所に合わせた高さ選びをすることが大切です。

【3】座面の大きさをチェック

【エキスパートのコメント】

スツールの座面も極小からかなりワイドなものまで、さまざまです。座面が平らなものであれば、ものを置く棚としてもじゅうぶんに使えます。

花瓶に生けた花を置いたり観葉植物の台として使ったり、外国の家ではよく見かける光景です。腰かけるスツールとしてだけでなく、ものを乗せる台として使いたいのであれば、座面の大きさも選ぶときの要素として加えておきましょう。

【4】機能性をチェック

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【エキスパートのコメント】

ひとつのスツールがさらに便利に使えるように、機能が追加された商品もあります。踏み台にすることが多いのであれば、安定性があり安全に使えるステップツールが役立ちます。

一方、踏み台には向きませんが、部屋が広く、移動させて使うのであれば、キャスター付きが便利です。さらに子どもがいて細々としたものが散らかりやすい家庭ならば、収納型が重宝する場合もあるでしょう。

せっかく新しくスツールを購入するのであれば、生活が快適になる機能付きを選択の候補に入れてみるのも良さそうです。

【5】収納性をチェック

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【エキスパートのコメント】

訪問客があったときなど、臨時で使うためのスツールの場合には収納スペースをとらないタイプが便利です。

折りたたみ型のスツールには脚部がスチール製のものが多く、平たくたたんで収納できるため場所をとりません。座面には丸型や角形があります。スタック型は屋外のカフェなどでよく見かけるタイプで、上に積み重ねて収納します。折りたたみ型よりは場所をとりますが安定性があります。

エキスパートからのアドバイス
アイデアひとつで用途が広がるスツール選び

【エキスパートのコメント】

余分なパーツのないスツールは、アイデアひとつでさまざまに用途を広げられる可能性がありますが、購入の際に最初に考えるのは「生活のなかのどこで必要になるのか」ということです。

もっとも利用するのは誰なのか、どの場所に置くのかによって、高さや大きさ、素材などについての条件が決まってきます。スツールがひとつ増えただけで、生活が飛躍的に便利になることもあります。たかがスツールと侮らず、多彩な種類のなかから役立つ一品を選んでいきましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)