地球温暖化や日本の暑さ対策について小学生が考える「小学生SDGsサミット」が7月6日、東京都江東区の日本科学未来館で行われた。
SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な 開発目標)」の略称で、2015年9月に国連で開かれたサミットで決められた国際社会共通の目標。同イベントは、内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」後援により実施される。
SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されており、ゴールとして定められた17の目標は貧困や飢餓、教育などに関するものや、エネルギーや環境に関することなど、持続可能な社会をつくるために世界が一緒になって取り組むべき課題が挙げられている。
今回の小学生SDGsサミットでは、全国から集まった小学5・6年生18名が、3つのグループに別れグループワークを行い、食品ロスや地球温暖化の対策などをテーマに発表を行った。
発表後には慶應義塾大学教授の蟹江憲史氏、アツいまち代表理事の中島雄平氏、朝日小学生新聞編集長の別府薫氏、読売KODOMO新聞編集長の新庄秀規氏らによる各チームに対する講評が行われた。
またサミットでは、アツいまち代表理事 中島氏による「アツいまちサミット~涼活~」についての講演や、共催企業の伊藤園による「伊藤園のSDGs取り組みについて」の発表も行われた。
サミットに参加した小学生は「このサミットに参加して学んだ事を学校でも伝えたい」「地球の温暖化について、真剣に考えるきっかけになった」などと感想を語った。