◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト:平林 玲美
個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。
オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。
また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。
フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。
料理はもちろん、バスソルトとしても使える「岩塩」。産地によってピンクソルトやクリスタルソルトなど、いくつか種類があるんです!ミネラル豊富で以前より注目されているお塩です。本記事ではそんな岩塩の選び方とおすすめの商品を紹介していきます。
いったいどんな塩?
岩塩とは?
長い年月の地殻変動により、かつて海のあった所の海水が閉じ込められ、海水が結晶化して採取できるようになったのが岩塩です。
一般にゴツゴツとしていて、ガツンとした塩気があるのが特徴。岩塩の産地は「ヒマラヤ」や「アンデス」が有名で、採掘される場所によって味わいも変わります。
食用として使われるものと、バスソルトなどスキンケア用として使われるものがあるのも特徴のひとつです。
使用方法や岩塩の種類などをチェック!
岩塩の選び方
まずは、岩塩の選び方をおさえておきましょう!
【1】使い方で選ぶ
【2】岩塩の種類で選ぶ
【3】「パウダータイプ」か「粒状タイプ」で選ぶ
【4】採掘された地域をチェック!
【5】製法から選ぶ
フードアナリストの平林玲美さんに聞いたポイントもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ポイント1
料理? 入浴剤? 使い方で選ぶ
岩塩には、料理に使える「食用岩塩」とバスソルトなどとして使える「入浴用岩塩」と、使い方によって大きく2つに分けることができます。
それぞれの特徴を紹介していきます。
肉や魚料理などに使える「食用岩塩」
「塩」というと、料理に使う食塩を思い浮かべますよね。一般的に食塩として使われる塩と岩塩の違いは、ミネラルが多く含まれていることです。風味もほのかに甘さがあるものが多く、あらゆる料理に活用できるのが魅力。とくに魚介類や甲殻類、野菜などとの相性が抜群です。
見た目がおしゃれなものも多いので、ミルなどに入れてキッチンに収納しておくだけでも、インテリアとして使えます。
バスソルトやボディケアに使える「スキンケア用岩塩」
岩塩はミネラルが豊富なので、お風呂に入れてバスソルトとして使って温まることで、たっぷりの汗をかくことができます。とくに「ブラックソルト」は、硫黄やマグネシウムなどが含まれており、お湯に入れることで温泉のような香りを楽しむことができるのでおすすめです。
また、ボディスクラブとして使うこともできます。岩塩を適量のオリーブオイルなどキャリアオイルと混ぜるだけで完成するので、かんたんです。
ポイント2
岩塩の種類で選ぶ
岩塩はさまざまな種類があります。ここでは、多く流通している4つの岩塩について紹介します。
食用・スキンケア用ともに使いやすい「ピンクソルト」
宝石のようなピンク色が美しいピンクソルトは、鉄分が豊富なのが特徴。岩塩のなかでも採掘量が多いので、料理用、スキンケア用ともに多く流通しています。
料理に使うと、まろやかでほんのり甘い味わいを楽しむことができ、バスソルトとして使う場合は肌にうるおいを与えてくれる効果が期待できますよ。
バスソルトとして使うのにおすすめの「ブラックソルト」
「ブラックソルト(ブラック岩塩)」と「ルビーソルト(ルビー岩塩)」は、風味の強い岩塩です。軽い硫黄(いおう)の香りが特徴的で、カルシウムやマグネシウムなどを多く含んでいます。
バスソルトとして使うと、温泉のような硫黄の香りを楽しむことができます。
料理として使う際は、香りが特徴的なのでラム肉や鴨肉などジビエの下味に使用するのがおすすめ。独特の臭みを消してマイルドな味わいへとランクアップさせてくれます。
料理の下味に使える「クリスタルソルト」
氷の結晶のようなクリスタルソルトは、その名のとおり不純物が少なく純度の高い岩塩。岩塩のなかでも貴重な種類です。
クセがなく食材そのもののうま味を引き出してくれるので、下味やサラダの調味料として人気です。
ポイント3
「パウダータイプ」か「粒状タイプ」で選ぶ
岩塩にはあらかじめ粉末に挽かれている「パウダータイプ」と、ミルを使用して挽く「粒状タイプ」の2種類があります。
「パウダータイプ」はミル要らずで便利
ミルがなくてもそのまま使用できるため手軽で便利。目がとてもこまかいので、岩塩の旨みや甘みをすぐに引き出すことができます。料理の幅を広げたい方にぴったりです。
比較的さっぱりとした後味になるため、揚げ物や刺身などとの相性が抜群です。
「顆粒タイプ」は旨みをしっかり引き出したい方に
挽きたて特有の豊かな香りが楽しめるとともに、素材のうま味をしっかりと引き出してくれるので、肉や魚料理の下味として、またスパイスのように使えて便利です。
ミルがない場合は、あらかじめミル容器に入っているものがおすすめです。
ポイント4
採掘された地域を原材料表示でチェック!
【エキスパートのコメント】
岩塩はヒマラヤとアンデスが有名な産地で、それぞれ味わいや風味が異なります。ヒマラヤの岩塩は、まろやかで甘みが強く、どんな料理にも合う初心者向けの岩塩です。
比較して、アンデスの岩塩は、ナトリウムが少なく少量でも塩辛さを強く感じることができます。ミネラル分が多いので、減塩したい人はアンデス産を選ぶとよいでしょう。
そのほか、イギリスやドイツの岩塩もありますが、大切なのは塩が採掘された場所。原産国の記載は加工過程の国の場合もありますので、どこで採掘された塩なのかを原材料表示で確認してください。
ポイント5
製法から選ぶ
一般的に流通している岩塩の採掘方法は、「乾式採鉱」と「溶解採鉱」の2種類。採掘方法の違いによって味わいや塩分濃度が変わります。どちらの採掘方法であるかは、パッケージの原材料表示でチェックできるので、下記の内容を参考に確認してみてください。
より岩塩らしさを感じたいなら「乾式採鉱」
大粒の状態で販売され、かたく、水に溶けにくいのが最大の特徴。そのため煮物・炒め物・漬物など溶けてしまう調理には向きません。しかし、ステーキや焼き肉の振り塩として、塩粒の味を残したい場合は「乾式採鉱」されたものの方がよいでしょう。
使い勝手で選ぶなら「溶解採鉱」
欧米では一般家庭の食用塩として多く使われています。サラサラとしてどのような料理にも使いやすく、味も精製塩とあまり変わりません。
岩塩は産地が重要。ミルの有無の確認も忘れずに!
フードアナリストからアドバイス
【エキスパートのコメント】
産地による風味の違いを楽しみましょう
岩塩は産地や色によって栄養成分や風味・味わいが異なるため、料理の仕上がりを大きく左右する存在です。
購入の際は、キャッチコピーだけに捉われず、しっかりと成分や原産国をチェックして用途や好みの味わいに合わせてお気に入りを見つけてください。
また、粒状のものを買うときは、合わせて使いやすいミルを購入しましょう。