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【この記事のエキスパート】
助産師:浅井 貴子
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。
アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。
妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。
この記事では助産師の浅井貴子さんへの取材をもとに、母乳パッドの選び方とおすすめの商品を紹介します。さらにママたちが買ってよかった!とイチオシする母乳パッドや、通販サイトの人気ランキングや口コミも掲載。いつまで使える?など疑問にもお答えします。
母乳パッドとは? いらないって本当?
母乳パッドとは、授乳ブラや授乳キャミソールと胸の間に挟んで使うもの。赤ちゃんに授乳しているとき以外に母乳が染み出して下着が濡れてしまうのを防ぐためのアイテムです。母乳による衣服の汚れを減らせて、感嘆に取り換えもできるので衛生面でも安心です。
出産準備として用意しておくよういわれることもあるアイテムですが、なかには「いらない」という声も。完全ミルクで育てるママのほか、母乳の出方は個人差があるため、用意したけれど使わなかった……ということもありえます。心配な場合は、産前に少量タイプを購入し、様子をみてから買い足すようにするといいでしょう。
母乳パッドはいつからいつまで使うもの?
●いつから:赤ちゃんが生まれて母乳が出はじめたときから
●いつまで:母乳が出なくなるまで(断乳・卒乳まで)
使用時期については明確な決まりはないため、母乳があまり出なくなったり、下着や洋服が濡れてしまうことがなくなったりすれば、使用をやめて問題ありません。
とくに頻回授乳の時期は母乳がたくさん出やすいので、母乳パッドが活躍するでしょう。だんだん授乳の回数が減ってくると、「赤ちゃんが吸うと出るけど、吸わなければ漏れだすことはない」という状況になっていき、必要がなくなるママも多いようです。
助産師さんに聞いた!
母乳パッドの選び方
助産師・浅井貴子さんに取材をして、母乳パッドの選び方のポイントを教えていただきました。素材や構造をよくチェックすることが大切です。ぜひ母乳パッド選びの参考にしてください。
母乳パッドは2つの種類から選ぶ
母乳パッドは、使い捨ての「紙製」と洗って繰り返し使える「布製」の2つの種類があります。使用するシーンや母乳の量などに応じた素材を選びましょう。
紙製|吸収力が高く持ち運びしやすい
紙製品は、外出時や母乳の染み出る量が多い場合、手軽に使えて便利です。使い捨ての紙製母乳パッドは布製よりも吸収力が高いのが魅力です。個装になっているものも多いので、外出時も衛生的に持ち運びできます。
その一方で、産後のデリケートな肌でかぶれやかゆみが起こる方も一定数いますので、自分の肌に合うものを選ぶことが大切です。
布製|経済的で肌当たりがいい
母乳の染み出る量が少ない場合や、紙製品でかぶれやかゆみがある場合は、布製品を選ぶとよいでしょう。しかし、布製品はブラジャーのなかで若干ずれやすく、完全な防水ではないため母乳の量によっては染み出る場合もあります。
布製の母乳パッドは洗濯して繰り返し使用できるので、経済的に使いたい人にも向いています。一方、外出時に持ち運びするさいには、母乳パッドを入れるケースなどを用意しなければいけません。
【エキスパートのコメント】
母乳パッドは母乳量や赤ちゃんの月齢に合わせて素材を使い分けをするのもよいでしょう。低月齢で母乳メインのときや、赤ちゃんの哺乳量が増えて母乳の量も増えたときには、吸収力の高い使い捨ての紙製が向いています。
一方、離乳食がスタートして日中の授乳回数が減ったり、夜間授乳がなくなったりすれば母乳量が減ります。使い捨ての紙製母乳パッドから、布製に切り替えてもよいでしょう。
布製の場合は「オーガニックコットン」が肌に優しい
【エキスパートのコメント】
布製の場合、オーガニックコットン素材のものやメッシュタイプ、パイル地のものが多いです。とくにデリケートな肌の方はオーガニックコットンを選ぶとよいでしょう。
ただし、紙製品のほうも改良がすすみ、厚みや通気性をよくしたり乳首にあたる部分をへこませたり、素材を変えたりしている商品もあります。紙製品でも敏感肌の方が使えるものが多いので、サンプルなどで試してから購入するとよいでしょう。
ずれにくい構造のものを選んで「漏れる」を防止!
【エキスパートのコメント】
母乳パッドは、授乳のたびに出したりしまったり……。それだけでなく、寝ているときや赤ちゃんを抱っこしているときでもずれやすいものです。紙製品は、ずれにくいように肌着側に留めるための粘着テープがついている製品が多いのですが、乳房が大きい方はそれでもよれてずれてしまうことがあります。
布製品は立体構造で、ある程度厚みがあるもののほうがずれにくいようです。構造もチェックして選ぶといいですね。
自分のブラジャーにフィットする形か確認を
授乳期には、フルカップのブラジャーを使っている人もいれば、ハーフカップやクロスタイプ、ブラトップなどのブラジャーを使っている人もいますよね。
母乳パッドの形状が自分のブラジャーに合わないと母乳が染み出す原因にも。母乳パッドの形状が自分が使っているブラジャーにフィットするものかどうかを確認しましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)