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【この記事のエキスパート】
DIYアドバイザー/インテリアコーディネーター:嶋﨑 都志子
住宅メーカー、インテリアショップ等の勤務経験を活かし、雑誌・テレビのDIY企画の監修や店舗内装デザイン、展示会のディスプレイ、WEBサイトのライターなどを行っている。DIYユニットTANOKのメンバーとしてイベントの企画・運営も担当。
インテリアとDIYのチカラで、住まいを心地よく、暮らしを楽しくするアドバイスをモットーにしている。
NHK総合テレビ「あさイチ」「ごごナマ」、TBSテレビ「メイドインジャパン」などに出演。著書に「初めてでも自分でできる 住まいの修繕とメンテナンス(成美堂出版)」など。
DIYやゴミの処理など、1つ持っておくとさまざまなシーンで活用できるDIY用ハサミ。本記事では、DIY作業向けの便利で機能的なハサミの選び方とおすすめ商品をご紹介します。刃の形状や使いやすさ、用途に合っているかもチェックしてみてくださいね。
DIY用ハサミの選び方
それでは、DIY用ハサミの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】刃の長さ
【2】刃の形状
【3】持ち手
【4】素材
【5】万能バサミかどうか
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】刃の長さをチェック
【エキスパートのコメント】
ハサミといっても小型のものから大型のものまでさまざまな種類があります。一般的なDIYで使用する場合は、全長が160mmから200mmくらいの長さのものが使いやすくて便利です。使用する目的や切りたい素材によって刃先の長さは変わりますが、はじめの一本として購入する場合は刃先の長さが100mmくらいのものがいいでしょう。
また、粘着シートや壁紙など幅広くて大きなものをたくさん切りたい場合は、刃が長めのものがいいです。逆に、針金や金属板など硬いものを切るものは刃先が小さめで力が伝わりやすいものがよく、各メーカーから揃っています。
【2】刃の形状をチェック
【エキスパートのコメント】
刃の形状がストレートタイプで持ち手が大きめのものは子どもや女性、高齢者でも簡単に力を伝えられやすいので便利です。逆に刃にギザギザの加工があるものはプラスチック板や金属板を切る際に滑りにくくしてくれる特徴があります。
また、壁紙や粘着シート、床用シートなど幅広くて大きいものを切る場合は、台の上で安定してカットがしやすい、角度がついたハサミがおすすめです。
【3】持ち手をチェック
【エキスパートのコメント】
持ち手が大きめの輪っかになっているものは、力が弱い子どもや女性・高齢者でも簡単に刃先に力を伝えられやすいので便利です。また、持ち手は滑りにくく安定して手のひらに持てるように、樹脂コーティングされている商品がおすすめです。
万能ハサミのように持ち手が輪っかになっていないものは、滑らないようにギザギザ加工や凹凸があるハサミなら安定して握ることができます。
【4】素材をチェック
【エキスパートのコメント】
DIY作業をしているとハサミがホコリまみれになったり、塗料がついてしまったり汚れてしまうことも。そんなときは、水で丸洗いしてもサビにくいステンレス製のハサミが、お手入れもラクなのでおすすめです。庭木の手入れなどのガーデニング作業や、畑仕事のような刃先が水に触れやすい場合も役立ちます。
また、切った際にのりが刃先についてしまうと、のりが固まりハサミの開閉がしづらくなってしまうことも。フッ素コーティングされた刃先なら、ついてしまったのりや接着成分をかんたんに拭き取ることができるので、切れ味が長持ちします。DIYでは、両面テープや粘着シートなどのりづけされた素材を切る作業がよくあるので、フッ素コーティングされたハサミは必須アイテムです。
【5】万能バサミかどうかチェック
【エキスパートのコメント】
DIY用ハサミですが、さまざまな素材をかんたんに切ることができる万能バサミタイプがおすすめです。
万能バサミは、コードや針金、カーペットやダンボール、薄い金属板や樹脂板、ベニヤ板まで幅広く対応しているのが特徴です。これ一本あれば、家庭での資源ごみの分解や住まいのちょっとしたメンテナンス作業などにとても重宝します。
もちろんDIYを始めたい人にもおすすめですが、小枝やロープを切ることもできるのでアウトドアなどでも役立ちます。家庭に1本あればさまざまなシーンで活躍するでしょう。