MayLightが運営するサイト「注文住宅の達人」はこのほど、「注文住宅に関するアンケート」の結果を明らかにした。同調査は6月、20代から60代の男女300名を対象にインターネットで実施したもの。
注文住宅を検討している理由について尋ねたところ、最も多い回答は「自分の家が欲しい」(34.7%)だった。次いで「こだわりの家に住みたい」(26.6%)、「毎月の家賃がもったいない」(21.6%)となっている。
家づくりにあたって重視しているものについて聞くと、「予算」(35.7%)が最も多く、「広さ・間取り」(20.1%)、「立地」(18.6%)、「周辺環境」(13.1%)、「住宅設備」(12.1%)と続いた。
家づくりで不安なことは何か尋ねると、最も多い回答は「資金計画」(38.7%)だった。「住宅ローン審査」(6.5%)を合わせると、全体の45%の人が金銭面の不安を感じていることがわかった。「ハウスメーカー選び」も29.6%で、約3人に1人がハウスメーカー選びに不安を感じていることも明らかとなった。
住宅金融支援機構が発表している「2017年4月1日から2018年3月31日」までのデータによると、注文住宅の所要資金は全国平均で3,356万円、土地込みの場合は4,039万円であるという。
そこで、予算はどれくらいで検討しているか聞くと、「2,000~3,000万円未満」(38.7%)が最も多く、「1,000~2,000万円未満」(25.6%)が続いた。全体の3人に2人は3,000万円未満で検討していることがわかった。
間取りの広さはどれくらいを希望しているか尋ねたところ、「3K/DK/LDK」(51.8%)が最も多かった。「2K/DK/LDK」と「1K/DK/LDK」の合計が22.6%と、全体の1/5を超える数字になっている点については、ローコスト住宅の増加が反映されているのではないかと推測されるという。