京浜急行電鉄は8日、アニメ『ワンピース』とのコラボ企画として、「京急宴線(えんせん) 真夏のONE PIECE列車」と題したキャンペーンを開始した。京急線の7駅で駅名看板を特別な『ワンピース』仕様に変更したほか、ラッピング列車も運行される。

  • 京急線の青物横丁駅は「青物横チョッパー駅」に

今回のコラボ企画は、「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」をめざす横須賀市が横須賀・三浦半島を盛り上げるべく実現したもので、アニメ『ワンピース』20周年、カレーの街よこすか20周年、京急電鉄創立120周年事業に合わせ、横須賀市と京急沿線を『ワンピース』にちなんだ“宴”の舞台として実施するという。コラボ企画の開始に合わせ、横須賀市役所にて横須賀市長の上地克明氏、京浜急行電鉄取締役社長の原田一之氏らが出席してのオープニングセレモニーも行われた。

京急電鉄が実施するキャンペーンでは、ルフィやチョッパーをはじめとする「麦わらの一味」が京急の制服をまとった特別な描き下ろしイラストを使用。京急線の7駅で駅名看板が変更され、青物横丁駅は「青物横チョッパー駅」、生麦駅は「生麦わらの一味駅」、上大岡駅は「ナミ大岡駅」、YRP野比駅は「Yアールフィ野比~駅」となり、黄金町駅に「ゴール・D・ロジャー駅」、横須賀中央駅に「横スタンピード中央駅」、三浦海岸駅に「三浦“海賊王に俺はなるっ!!!!”駅」の副駅名称が付けられている。各駅とも描き下ろしのイラストをあしらった駅名看板が設置された。

  • 生麦駅は「生麦わらの一味駅」に

  • 黄金町駅は副駅名称が「ゴール・D・ロジャー駅」に

  • 上大岡駅は「ナミ大岡駅」に

  • 横須賀中央駅は副駅名称が「横スタンピード中央駅」に

  • YRP野比駅は「Yアールフィ野比~駅」に

  • 三浦海岸駅は副駅名称が「三浦“海賊王に俺はなるっ!!!!”駅」に

  • 横須賀市役所でコラボ企画のオープニングセレモニーが行われ、横須賀市長の上地克明氏、京浜急行電鉄取締役社長の原田一之氏らが出席した

その他、京急トラッドトレイン(赤い電車)1編成、京急ブルースカイトレイン1編成、京急イエローハッピートレイン1編成の計3編成に『ワンピース』の世界観を表現したデザインを配し、車内広告も『ワンピース』仕様としたラッピング列車を順次運行開始。品川駅と羽田空港国際線ターミナル駅にも特別な装飾を施すほか、京急沿線を巡る謎解きミッションラリー「半島ミ・ウーラの冒険」の開催、記念乗車券の発売(8月10日~)などを予定している。コラボ企画の開催期間は9月16日までとなる。