マイボイスコムは7月5日、第5回「FXに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2019年6月1~5日、有効回答は10~70代の個人10,197人。
FXの認知度と取引状況を尋ねたところ、「現在、取引をしている」は4.1%、「現在は取引していないが、過去には行っていた」は5.0%で、取引経験者は計9.1%だった。取引経験に「取引したことはないが、内容を詳しく知っている」(4.9%)と「取引したことはないが、名前は知っている」(67.3%)を合わせた認知度は81.3%。性年代別にみると、男性30代では現在取引している人が1割、取引経験者が2割と、他の層よりやや高かった。
FXの取引時期を聞くと、「3年より前」の取引経験者が38.4%を占めた。現在取引者では、「~3日以内」が3割強、「1カ月以内」が7割弱、「1年より前(~3年以内・それ以上前)」が1割強となった。
取引頻度は、「毎日」「週に1~2回」が各2割弱。現在取引者では、「月に2~3回」が2割弱で最も多かった。
現在取引者が主に取引している金融機関は、「SBI FXトレード」が12.4%でトップ。以下、「DMM.com証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」が各8%で続いた。選定理由は、「手数料が安い・無料」が圧倒的に多く54.4%。次いで「スプレッドが狭い、固定」「システムが安定」「取引ツールや画面の使い勝手」「スワップポイント(金利)がよい」「口座を持っている」が各2~3割となった。
今後FXを「取引したいと思う(やや含む)」と答えた人は9.4%で、特に男性10~30代では各20%台と多かった。またFX現在取引者では8割強、取引中止者では2割、FX認知者かつ未経験者では2割弱となった。一方、取引意向がない人は76.4%に上った。