JR東日本は5日、常磐線の全線運転再開に合わせ、東京都区内と仙台市内を直通で結ぶ特急列車を運転すると発表した。

  • E657系を増備し、東京都区内と仙台市内を直通で結ぶ特急列車を運転する

  • 運転再開に向けて復旧工事を進めている区間

常磐線は東日本大震災などの影響で、現在も富岡~浪江間で運転見合わせとなっており、国や関係自治体などの協力を得ながら全線運転再開に向けた復旧工事を進めている。常磐線の全線運転再開は2019年度末までに、帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域の一部が先行して避難指示解除された場合に実施される。

今回、常磐線の全線運転再開に合わせ、東京都区内と仙台市内を直通で結ぶ特急列車の運転が発表された。特急列車の車両については、現在、特急「ひたち」「ときわ」で使用しているE657系を増備する予定とのこと。詳細な運転再開時期や時刻・料金等は決定次第、改めて発表される。