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【この記事のエキスパート】
フルーツアドバイザー:原 詩織
私が、こんなにもフルーツのとりこになったきっかけは、大田市場で仕入れたフルーツが本当に美味しく感動したことです。
こんなに美味しく感動するフルーツをもっといろいろな人に食べてもらいたい、伝えたいと思い、フルーツの勉強をしフルーツアドバイザーの資格をとりました。お客様へ美味しいフルーツを伝えるためにフルーツの知識を勉強していく中、フルーツはほかの食材にないすばらしい効能や、フルーツ自体のすばらしさを知りました。
フルーツを毎日食べるだけで、健康で元気に日々を暮らせていると実感しています。
■日本最大の青果市場「大田市場」勤務
■フルーツ定期宅配”果物の達人”バイヤー
■一般社団法人FRUIT LOVERS LIFE代表
■フルーツイベント主催「桃まつり」「苺まつり」「マンゴーまつり」「ぶどう・ワインまつり」
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト:平林 玲美
個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。
オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。
また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。
フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。
秋の味覚、柿。今回は、お取り寄せできる美味しい柿の種類と選び方、おすすめ商品をご紹介します。糖度が高いブランド柿、贈答用に人気の高級品種などをピックアップしました。太秋柿や富有柿といった品種による味わいの違いや、アレンジレシピも紹介します!
実は奥が深いフルーツ
秋の味覚「柿」の特徴
柿は秋のフルーツの代表ですが、その種類は1000種類以上もあるといわれています。同じ品種でも栽培されている土地や地域、県によって名前が異なるのが特徴です。
柿は大きくわけると「生果の柿」と「干し柿」があります。生果の柿は「甘柿」と「渋柿」に分けられます。実はもともと柿は渋柿だったのですが、突然変異で甘柿が生まれたのです。
おいしくて栄養価の高い柿について、解説していきます。
柿はビタミンCが豊富!
あまり一般的ではないかもしれませんが、柿には豊富なビタミンCとカロテンが含まれています。
とくにビタミンCに関しては、柿100gを食べれば1日の摂取目安量の約70%を摂ることができます。
ビタミンCは抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれる栄養素ですので、毎日健康に過ごすために積極的にとりたいですね。
柿の収穫時期は10月~11月初旬!
柿には早生種やハウスものがあり、早ければ8月中旬から収穫の時期になります。9月になると筆柿や刀根早生などの露地ものの柿が収穫されるようになり、本格的な収穫時期は10月中旬から11月にかけてです。
甘柿の代表種である富有柿などは11月くらいからが本格的な収穫期ですが、一般的に柿の旬は10月から11月ということになります。この時期の柿はおいしくて栄養価の高いものが多いです。
フードスペシャリスト監修!
お取り寄せ柿の選び方
フードのスペシャリストであるお二人の監修のもと、柿を選ぶときのポイントをご紹介します。柿を選ぶ際に気をつけたいポイントをチェックして、商品選びに活かしてみてください。
ポイントは下記の通り。
【1】代表的な品種で選ぶ
【2】食感や味わいで選ぶ
【3】種有り or 種無し
【4】贈答用 or 自宅用
【5】干し柿を作るなら渋柿を
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
※柿は収穫の時期にあわせて出荷が開始されますので、本記事をご覧になるタイミングによっては商品がご購入いただけない場合があります。あらかじめご了承ください。
【1】代表的な品種から選ぶ
柿は大きく「甘柿」と「渋柿」にわかれます。そのなかでも、さらに「完全」と「不完全」に分かれているのが特徴。
品種にするとおよそ1000種類もあります。まずは代表的な品種を見ていきましょう。
【完全甘柿】甘柿の代表品種の「富有柿(ふゆうがき)」
富有柿の栽培は1857年といわれ、富有と命名されたのは1898年です。甘柿の代表で、果実は丸に近い四角形。果皮は産地によって色が違いますが、橙(だいだい)から赤みがかった橙まであります。
特徴は果皮がなめらかで光沢があり、日持ちがよいこと。甘さが強くて果汁が豊富です。採れたては果肉が粗めですが、熟すにしたがってとろける食感になります。
適応力があるので、全国の多くの地域で栽培されています。
【完全甘柿】梨の食感が楽しめる「太秋柿(たいしゅうがき)」
みずみずしい果汁もありつつ、梨のようなシャキシャキとした食感が楽しめる品種です。種が少ないので柿をむく手間もかかりません。また、糖度も高く甘みがあります。平均250g~400g位の大きさになる柿で、食べ応え十分です。お値段は少々高めな高級柿です。
【完全甘柿】富有柿×次郎柿からできた「陽豊柿(ようほうがき)」
甘い、赤い、大きいが揃った品種です。甘柿の代表品種の富有柿と次郎柿を掛け合わせて誕生したのが陽豊柿です。平均糖度が16度~17度もあり、とても甘くジューシーな果肉を味わえます。甘くて歯ごたえのある柿らしい柿をお探し方にピッタリの品種です。
【不完全甘柿】種が多くて甘い「筆柿」や「禅寺丸」
種が多いほど甘くなる「不完全甘柿」。甘い実と渋い実が同じ木になることがあるため、収穫時に甘い実を選別して出荷しています。
そんな不完全甘柿のなかでも人気の品種としては、「筆柿(ふでがき)」や「禅寺丸(ぜんじまる)」、さらに「西村早生(にしむらわせ)」などが挙げられます。
【不完全渋柿】種の周りが甘い「平核無」「刀根早生(とねわせ)」
渋み成分のタンニンが固まって黒い斑点ができる「不完全渋柿」。種の周りが甘くなるのが特徴です。
そんな不完全渋柿は、「平核無(ひらたねなし)」や「刀根早生(とねわせ)」が有名な品種として挙げられます。
【完全渋柿】干し柿には「蜂屋柿」「西条」「会津身不知(あいづみしらず)」
市田柿は500年以上の栽培歴史があるといわれる南信州を代表する品種。干し柿にしたものも「市田柿」と呼ばれ、地域の特産品として知られています。果実が小さく、干し柿にしてもひと口大で食べやすいです。特徴は果肉がきめ細やかで上品な甘さ。高級和菓子としても人気があります。
「市田柿」は商標登録されていて、長野県飯田市と下伊那郡で生産・加工されたものだけに限定されています。
干し柿にする完全渋柿として人気なのは、「蜂屋柿(はちやがき)」「西条」「会津身不知(あいづみしらず)」など。そのままでも、しぶを抜けば濃厚で甘みの強い干し柿になります。
【2】食感や味わいで選ぶ
柿の中には、シャキシャキとした食感のものもあれば、ねっとりと濃厚な甘さのものもあります。あなたの好みに合う品種を選びましょう!
茶色い果肉の「紀ノ川柿(きのかわがき)」
黒砂糖をまぶしたような茶色い果肉が特徴で、和菓子のような上品で濃い甘みがたいへん人気の品種です。
もともとは渋柿の品種の柿を手間ひまかけて渋抜きをし収穫してできたのが紀の川柿です。種のない品種で、糖度も平均以上ありたいへん甘く果肉もやわらかい柿です。
マンゴーのような糖度の「富士柿(ふじがき)」
富士山のような形と大きさがめずらしい柿です。もとは渋柿の品種のため、炭酸ガスで渋抜きされてから出荷されます。マンゴーのようなやわらかくなめらかな食感が楽しめます。
【3】種有りか種無しかで選ぶ
柿は種が多いほど甘くなる傾向がありますが、ひとつひとつ種をとるのは手間であることもしばしば。とくに、小さなお子さまや高齢の方は、誤って飲み込み喉に詰まらせてしまう可能性もあるので注意が必要です。
平核無(ひらたねなし)は種がない品種で、明治42年に名づけられたようです。地域によって「八珍柿(新潟)」「おけさ柿(新潟佐渡)」「庄内柿(山形)」「紀ノ川柿(和歌山)」などの名前で栽培されています。
【4】贈答用か自宅用か、目的に合わせて選ぶ
秋の代表的なフルーツである柿は贈答用にも使われます。自宅用やギフト用など目的に合わせて選びましょう。
高級柿なら贈答用としてもピッタリ!
通販で買える柿には、有名ブランド柿などの高級柿も人気の一品です。季節行事のお祝いや返礼品などに贈ると喜ばれるでしょう。
しかし大量の柿を贈るとかえって迷惑になる場合もあるため、送る際は相手の家族構成を考慮して選びましょう。個数が少なくてもなかなか自分では買わないブランド柿を贈ると喜ばれますよ。
自宅用なら訳あり品がコスパも最高
甘くておいしい柿は家族の間でも人気があります。家族が多いご家庭で思いきり柿を楽しみたいという場合は、「訳あり商品」を選ぶのがポイントです。
訳ありといっても、贈呈用の基準に選ばれなかったというだけ。見た目にちょっとしたキズがあったり、ふぞろいだったりといった程度の理由です。おいしさに変わりはありません。
訳あり品は量も多く、お値段もリーズナブルなのでお得です。
【5】干し柿を作るなら渋柿を選びましょう
干し柿として有名な長野県で栽培されている柿の品種の市田柿。枯露柿の製法で作られる「市田柿(いちだがき)」は、長野県の特産として有名で小ぶりで上品な甘さが人気の干し柿です。
ヘタの部分になわをかけ吊るして乾燥させる「枯露柿(ころがき)」は水分が25~30%で、しっかりとした甘さがあります。
また、硫黄で燻蒸(くんじょう)させて作る「あんぽ柿」は水分が50%前後あり、ジューシーな食感を楽しめます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)