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【この記事のエキスパート】
アウトドア&旅ライター・編集者:大森 弘恵
オートキャンプ雑誌、アウトドア雑誌の編集部を経て、フリーランスに。
現在はアウトドア(おもにキャンプとウインターアクティビティ、野外料理)、旅をテーマに雑誌やWEBマガジンで活動。
趣味は30年ほど前からはじめた国内外でのオフロード・ツーリング&キャンプ。最近、ハンモック泊の心地よさに感激。
キャンプの醍醐味である手作り料理。快適に調理するためにはやはりキッチンテーブルがあった方が何かと便利です。コールマンやスノーピークをはじめ、快適に楽しく調理するための工夫がほどこされたさまざまな種類が販売されています。この記事では、アウトドア用キッチンテーブルの選び方とおすすめの商品を紹介します。
キッチンテーブルのメリット
キャンプの醍醐味である手作り料理。快適に調理するためにはやはりキッチンテーブルがあった方が何かと便利。一番のメリットとしては調理場所と食事場所を分けることにあります。
調理場所と食事場所を分けることで
●食事中、調理の煙が掛からない
●後片付けの分担ができる
●アウトドアで家族・友人と食卓を囲み団欒気分で食事をすることができる
といったメリットが生まれます。
また最近では、キャンプ・アウトドア用のキッチンテーブルには天板が高くなっているものもあり、子どもが一緒にいる時に、よりスムーズに安全に調理できるなど、安全面でもうれしい機能がたくさんあります。
本記事では、そんなキャンプ・アウトドア用キッチンテーブルの選び方やおすすめ商品をご紹介いたします。ぜひ参考にしてください!
人気のロースタイルにも対応
キャンプ・アウトドア用キッチンテーブルの選び方
それでは、キャンプ・アウトドア用キッチンテーブルの選び方の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】使用するバーナーの数に合わせた種類をチェック
【2】高さやレイアウトが調整できるかチェック
【3】収納が充実していかチェック
【4】持ち運びやすさをチェック
【5】クリーンさをキープできる天板かどうかチェック
【6】棚の耐荷重をチェック
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使用するバーナーの数に合わせた種類をチェック
炭でのコンロとは別に、シングルバーナーやツーバーナーを利用して調理をする方も多いですよね。このバーナーの数に応じて、キッチンテーブルのタイプを選ぶようにしましょう。
「シングルバーナー」を利用する際は天板の素材に気を付ける
シングルバーナーを利用する際は、キッチンテーブルのうえに置いて調理をする方が多いと思います。そのため、熱に強いステンレスなどの素材のキッチンテーブルを利用することをおすすめします。とはいえ、グリルスタンド付きの方が安心なのは間違いありません。
「ツーバーナー」を利用する際はグリルスタンド付きを
シングルバーナーと違い、サイズが大きくスペースを広くとってしまうツーバーナーを利用する場合は、テーブルの横にグリルスタンドが付いたものをおすすめします。ご家庭のキッチンのような感覚で調理をすることができ、はかどること間違いなしです。
【エキスパートのコメント】
安定感はなにより重要です
包丁はもちろん、火をつけたバーナーをのせることもあるキッチンテーブルは、安定感がなによりも重要なポイントです。食材を切るときにぐらぐらするテーブルもあるので、見ためだけで選ぶのは御法度。
家庭ではスキレットが人気で使う人も多いですが、キャンプでも重量感のあるスキレットを使いたいなら、なおさら耐荷重やぐらつきの有無は確認しておきましょう。
【2】高さやレイアウトが調整できるかチェック
キャンプ・アウトドア用キッチンテーブルには、高さやレイアウトが調整できるものも多くあります。使い勝手に大きく影響しますので、よく考慮して選びましょう。
ハイテーブルかローテーブルか
近年ローテーブルでのキャンプやアウトドア、通称ロースタイルが非常に人気です。気分に応じてハイかローか選びたいときもでてきます。そんなときは、2ウェイタイプのものや高さが調整できるものを選ぶとよいでしょう。
また、キッチンテーブルの本質は調理です。人によって背丈は違ってくるわけですから、自分にあった高さが選べるものをおすすめします。
レイアウトが調整できると料理がもっと楽しくなる
テーブルの高さだけでなく、グリルスタンドなどレイアウトじたいを変更できるものもあります。ふだんのキッチンレイアウトに近づけるもよし、その日の気分にあわせるもよし、料理を楽しくする自分流のレイアウトを試してみるとよいでしょう。
【3】収納が充実していかチェック
キッチンテーブルに関した話ではありませんが、キャンプやアウトドアでは、ものを収納できるスペースが多いほど便利です。特にキッチンとなれば、調理器具だけでなく、食器や食材なども多くなりがちです。
また、調理中に出たごみなどにも困ってしまいますよね。そのため、収納が多いものを選ぶと何かと便利でしょう。ただ、あれもこれもとかさばらないように注意が必要です。
【4】持ち運びやすさをチェック
キャンプ・アウトドア用キッチンテーブルのなかには、たくさんの機能が充実した大きいサイズのものや、グリルスタンドのみといったコンパクトでシンプルなものなどさまざまです。
自分の料理スタイルにあわせてどちらかを選べば問題ありませんが、何かと荷物が多くなるキャンプでは、持ち運びやすさも念頭に入れておくようにしましょう。
【5】クリーンさをキープできる天板かどうかチェック
【エキスパートのコメント】
調理器具だけでなく、食材をそのままのせることもあるキッチンテーブル。地面に触れずに組み立てられれば衛生面でも安心です。また、どんなに気をつけていても、包丁などが天板にあたり器具や天板にキズがつくと、汚れが入り込み雑菌が増えやすくなります。
キズがついたキッチンテーブルは見た目もよくありません。キズがつきにくい素材、または加工が施してあるかどうかを確認しておくことも大切なポイントです。
【6】棚の耐荷重をチェック
【エキスパートのコメント】
調理台の下に、食品や食器などが置ける棚がついているキッチンテーブルは多いです。切った野菜を入れたボウルやクッカー(キャンプなどで使う調理器具のこと。「コッヘル」ともいう)のふたなど、調理中にサッと置ける棚は便利ですが、柔らかなメッシュ棚だと心もとない気も。
重量は増えますが、金属メッシュなどのハリがある素材なら耐重性にもすぐれており、食材を入れた鍋も支えてくれるので調理台も広く使えます。スキレットやダッチオーブン(たき火のなかにも入れられる金属製の分厚い鍋)のふたを置くなら、棚の耐荷重10kgはほしいところです。