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【この記事のエキスパート】
自転車ライター:浅野 真則
自転車専門誌やウェブサイトなどで活動する自転車専門のライター。
ロードバイクやサイクルパーツ、サイクルアパレル、自転車用デジタルデバイスなどのインプレッション記事、トレーニング系の記事、ロングライドの実走レポートなどを得意とする。
執筆活動の傍ら、Jエリートツアーの選手としてロードレースやタイムトライアル、ヒルクライムなど幅広いレースに参戦。
自転車版の耐久レース・エンデューロも好きでよく出場している。
自転車ライターの浅野真則さんへの取材をもとに、ロードバイク用ボトルの選び方とおすすめ商品を紹介します。ロードバイク用のボトルは、サイクルボトルとも呼ばれ、余分な力を使わずにスムーズに水分補給するためにとても重要です。ぜひ自分にあったボトルをみつけてください。
ロードバイク用ボトルの必要性とは?
商品をご紹介する前に、ロードバイク用ボトルは必要なのか? と思う方もいるかもしれません。500mlのペットボトルで水分補給する人も多いのではないでしょうか。確かにペットボトルでも代用は可能ですが、止まっている時でないと水分補給ができないため水分補給を後回しにしてしまったり、キャップを外す手間、またキャップを落としてしまうというアクシデントもありえるでしょう。
その点、ロードバイク用のボトルなら、走りながらでも片手で水分補給が可能で、専用のボトルケージを取り付ければリュックから取り出す必要もありません。
容量、保冷機能、飲み方を考えた飲み口など
ロードバイク用のボトルの選び方
ここからは実際にロードバイク用のボトルを選ぶポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。自転車ライターの浅野真則さんへの取材も参考に一緒にみていきましょう。
500ml前後、750ml前後、1000ml前後のものが主流
容量とバランスを意識して選ぶ
【エキスパートのコメント】
自転車用のボトルは、およそ500ml前後の小さめサイズから750ml前後、1000ml前後のものがあります。容量の大きなものはたくさんのドリンクを入れられますが、ドリンクを満たすと重くなります。また丈が長いので、小さいサイズのロードバイクだとフレームに干渉しやすくなり、ボトルを取り出しづらいため注意しましょう。
夏場などは、容量が多いモデルの方がドリンク切れの心配は少なくなりますが、飲み切る前に中身がぬるくなることもあります。コンビニや自販機がたくさんあるコースなら、小さいサイズのボトルを携帯して、こまめに休憩をとって冷たいドリンクを足していくのもいいでしょう。
スクイーズタイプとサーモボトルタイプ
保冷機能のメリットとデメリットを理解して選ぶ
【エキスパートのコメント】
自転車用のボトルには、通常のスクイーズタイプのボトルと保冷機能つきのサーモボトルがあります。通常のスクイーズボトルは、夏場だと30分もするとぬるま湯程度まで中身が温まってしまうことも珍しくありません。保冷機能のあるボトルは、冷たさをより長持ちさせることができ、なかに氷を入れるとさらに高い保冷性を発揮します。
ただし、サーモボトルは保冷機能をつけるために本体が厚めになっていて、通常のボトルよりやや容量が少なくなります。ドリンクを飲むとき、ボトルを握るのに少し力が必要なものが多いことも難点です。
手入れがしやすいとラク
飲み口は飲みやすく洗いやすい形状のものを選ぶ
【エキスパートのコメント】
サイクルボトルに多く採用されているスクイーズボトルは、飲み口の内側が汚れやすく、飲み口付近の形状が複雑で洗いにくいため、しばらく使っていると汚れがたまります。衛生面から洗い方などもきちんと見ておきましょう。ボトルのなかには飲み口を分解できて、洗いにくい飲み口部分をきれいにしやすいように工夫されているものもあります。
また洗いやすさの観点でみると、ふたを外したときの開口部が広いもの、ボトル本体のくびれが少ないものがおすすめです。開口部の広さは、氷や粉末ドリンクの入れやすさにもつながるので、ぜひチェックしておきたいポイントです。
見た目や機能性で選ぶ
見た目がおしゃれなボトルであればサイクリング中でも気持ちが上がりますよね! また、ボトルケージは大きさや大容量のものだと収納ができない商品もあるため、きちんと収納できるかどうかもチェックしておきましょう。また、半透明の容器だと中の飲み物の量が確認できてとても便利。いろいろな機能面も確認してみましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)