◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
フィッシングライター・フードコンサルタント:お魚店長
海釣りから川釣りまで魚種を問わず、関東地方のフィールドを釣り歩くフィッシングライター。
バスフィッシングのローカル大会に出場する現役トーナメンターである傍ら、様々な釣りメディアでの掲載記事多数。
本業の食品小売店副店長職を兼任しながら、取材を通した多ジャンルの体験記事・アイテム紹介など1次情報を発信中。
主に堤防や岸、サーフでのショアジギングや船上でのオフショアジギングといったソルトゲームで青物を狙うためのルアーメタルジグ。ダイワやメジャークラフト、ジャッカルといったメーカーが人気です。ここでは、メタルジグの選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します。
メダルジグとは?
メタルジグとは、鉛、タングステンなどの金属でできたルアーのことです。メタルジグはどれも同じ用に見えますが、細かな違いがあります。通称【ジグ】です。
形状やカラー、重さなどで釣りたい対象の魚も変わってきます。大物を釣りたいから重いものを使用したらいいというような単純なものでもありません。あなたの釣りのスタイルにあったもので釣りを楽しみましょう。
メタルジグの選び方
フィッシングライターのお魚店長さんにお話をうかがい、メタルジグの選び方のポイントを5つご紹介します。
【1】釣り方や釣り場に適したもの
【2】メタルジグの種類
【3】素材
【4】天候・時間帯・潮の状態
【5】形状
それぞれについてご紹介しますので、購入するときの参考にしてみてください。
釣り方や釣り場に適したものを選ぶ
メタルジグを使ったジギングは、大きくわけて岸から狙う「ショアジギング」と、船に乗って沖合から大物を狙う「オフショアジギング」の2つの釣り方にわけられます。
海水以外の淡水域のトラウトゲームやバスフィッシングで使うものなどは、川の流れや地形の変化に対応する特殊なフォルムのものも販売されています。ルアー本体の形や大きさ、それぞれの特徴を考えながら、ご自身のフィッシングスタイルや釣り場にマッチしたものを選ぶようにしましょう。
ショアジギング
春の産卵期に接岸してきた青物などを岸から狙うショアジギングの場合は、一般的に20~80グラム程度のミノーや大型のメタルジグを使います。
オフショアスタイル
沖に出るオフショアスタイルでは、水深を考慮して100グラム前後の重めのジグを使うようにします。
メタルジグの種類
メタルジグには、フロントバランスやセンターバランス、リアバランスといった重心タイプが設定されており、たとえばフロントバランスタイプでは、ショアからのジギングで水平アクションが得意であるなど、タイプ別に違った特徴があります。
フロントバランス
メタルジグの頭の方向の前方に重心が位置するものが【フロントバランス】タイプです。使用頻度としてはあまり多くありませんが、使いたい時に使えるように抑えておきましょう。
飛距離はあまり安定しにくいですが、前方に重心がかかっていることもあって少しのアクションでジグの向きが変わったり、魚に対しても積極的にアプローチすることができます。
センターバランス
メタルジグの腹の部分にあたる中心に重心が位置するものが【センターバランス】タイプです。多彩な使い方ができる万能型です。
センターバランスタイプの一番の強みは、オールマイティーさです。バランスがとれるので計算がしやすいです。青物やヒラメなどの底物とも相性が良いのも魅力です。
リアバランス
メタルジグの尾の部分にあたる後方に重心が位置するものが【リアバランス】タイプです。使用頻度としては高めになります。
とりあえず、飛距離がほしい時にはリアバランスを使うことをおすすめします。悪天候の中でもある程度は飛行してくれます。一方で、アクション力は落ちますが下に重心がかかっている関係で他のジグがではたどり着けないポイントでも活躍してくれます。
素材で選ぶ
昨今では、おもに鉛・鉄・タングステン・アルミなどさまざまな素材のものが販売されています。
とくにタングステン素材のものは、小さいフォルムで自重を重くすることができることから、ほかのルアーやシンカーなどにも広く使われる材質素材として注目を集めています。
素材の特徴や重心タイプを把握し、複数のルアーをストックして使えるバリエーションを増やしていきましょう。
ジグの定番は【鉛】
メタルジグの定番といえば、【鉛】の素材のものが多い傾向があります。鉛は低コストで作られるだけでなく、加工もしやすいのでバリエーションが豊富です。
鉛は初心者の方でも手が出しやすいものになるので、いくつかのパターンを購入しておくと良いでしょう。一方で鉛は衝撃に強くないので堤防などにぶつけてしまうと傷つきやすいことにも注意しましょう。
オフショアジギングには【鉄】
【鉄】は、鉛と比べてやや軽いものになるので沈むまでに時間がかかります。対象魚に対して、ゆっくりアプローチすることが可能です。
デメリットとしては、飛距離が期待できないことです。釣りのスタイルから、使用するものを考えてくださいね。
特殊な獲物に【タングステン】
メタルジグの中でも、一番重量感のあるものが【タングステン】タイプのものになります。鉛に比べて重量があるのでより飛距離が出ます。
また、重さで沈むまでのスピード感もあるので底取りが判断できない時に向いています。鉛よりは高価なものになるので、一つでも持っておきたいアイテムですね。
天候・時間帯・潮の状態からカラーを見つける
とくにソルトゲームにおいては、潮の満ち引きや天候、時間帯により、釣果が大きく左右されると言われています。
一般に、フィッシュイーターが果敢にベイト(エサ)を追う朝マヅメや夕マヅメ時は薄暗いため、できるだけ目立つピンクや混合色の派手目のカラーを選択します。
反対に明るい昼間の時間帯や、ベタ凪で潮が澄んでいる場合などは、魚にルアーを見切られることが多いので、自然の色に近いブルーなどのナチュラルカラーを選ぶとよいでしょう。
季節や天候、時間帯などのフィールドコンディションにより、ジグに対する魚の反応は大きく変わってきます。ルアーのカラーを変えた途端に爆釣するシーンもよくあることですので、実際に釣行する場面を想像し、釣れた実績の多い色を選ぶようにしてください。
形状で選ぶ
メタルジグの形状で、ジグの自体の動きが変わります。形状によって、水流の受け方にも違いがあるので自分の釣りスタイルと形状も考えて選んでくださいね。
ストレートタイプ
真っすぐで細長い形状をしたメタルジグ。空気抵抗が少ないため、潮の流れが速くて疲れやすい場所などに適しています。
左右非対称タイプ
左右非対称タイプは、裏と表で形状が異なることから、アグレッシブな動きをするので対象魚に対して、こちらから積極的にアプローチできます。
ロングタイプ
大物狙いならシルエットを大きく見せることができるロングタイプがおすすめ。ブリやカンパチなどの大物を狙う時に能力を発揮してくれます。
ショートタイプ
サイズ感の小さいショートタイプは、小型対象魚を釣りたい時だけでなく大物の対象魚に対しても、細かな動きでアプローチできます。お子さんでも投げやすいですが、その反面に素材や・重量もチェックして選ぶことをおすすめします。
スロータイプ
スロータイプは、平らなボディーが特徴的なメタルジグです。青魚から真鯛やヒラメなど改定にいる大物まで体力や腕力に自信がない人でも幅広く狙うことができます。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)