マクロミルは7月4日、2019年の会社員の夏休みに関する調査結果を発表した。調査期間は2019年6月14~17日、調査対象は全国20歳~59歳の会社員で、有効回答は1,000人。
夏休みの有無を尋ねたところ、今年に夏休みがある会社員は79.6%、夏休みはない会社員は20.4%となり、約5人に1人は夏休みがないことが判明。夏休みの時期は、「8月のお盆周辺」が56.5%と圧倒的に多く、その他の時期はいずれも1割未満にとどまった。
夏休みの時期が既にわかっている人に、連続して最大何日間休みを取得する予定か聞くと、「9連休」が22%、「5連休」が16%、「6連休」が11%と続いた。最大連休日数の平均は「6.5連休」で、前年(6.2連休)より0.3日延びた。
最大連休日数の理想は平均「7.7連休」で、理想と現実では「1.2日」の差がみられた。なお、前年は理想が「8.4連休」、理想と現実の差が「2.2日」だったため、今年は1.0日縮まったことになるが、同調査では「現実が理想に近づいたというよりも、長い連休を理想とする人自体が減っている状況」と分析している。
2019年4月から有給休暇取得が義務化されたが、今年の夏休みに有給休暇をつなげて取得することが、「推奨されている」人は26%、「義務付けられている」人は5%で、計31%が夏休みと合わせて有給休暇を取得する予定であると回答した。
今年の夏休みの予算は平均48,977円。前年(58,132円)と比べると9,155円の大幅減少となった。同調査では「今年はゴールデンウィークが大型連休だったこともあり、予算が分散したのかもしれない」と推測している。