自由国民社はこのほど、書籍 「2000万円もってないオレたちはどう生きるか-60歳からのリアル-」(税別1,300円)を刊行した。

  • 「2000万円もってないオレたちはどう生きるか-60歳からのリアル-」(税別1,300円)

    「2000万円もってないオレたちはどう生きるか-60歳からのリアル-」(税別1,300円)

金融庁が公表した「老後資金2,000万円不足」問題が大きな波紋を呼んでいるが、年金制度の崩壊に不安を持つ人や、不足するとされる2,000万円を所有しない人、人生100年時代と言われる中、これから自分たちはどう生きていけばよいのか心配な人も少なくない。

同書はそのような不安を抱える人に向け、人生100年時代を生き抜き、幸せになるヒントを解説している。「本当はいくらあればよいのか?」「年金を収めた分の元が取れる年齢は?」「リバースモーゲージは本当に高齢者の味方か?」など、「60歳からのリアル」な疑問を豊富に取り上げた。

また、「特別支給の老齢厚生年金」の誤解や、働きながら年金をもらう「在職老齢年金」でリスクヘッジする方法なども解説。実績豊富な社会保険労務士・コンサルタントが、現実的な対策をアドバイスしている。

避けては通れない「60歳からのリアル」だが、同書では「必要以上に不安がることはない」としている。会社員時代とは少しだけマインドを変えて、自分に合った生活にダウンサイジングしたり、孤独を楽しんだりしつつ、たまにはパートナーと付き合うなどの過ごし方もできるという。