俳優の大森南朋らが4日、都内で行われたテレビ朝日系新ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(11日スタート、毎週木曜 21:00~)の制作発表記者会見に出席し、俳優・高杉真宙の誕生日をサプライズで祝福した。

大森南朋

大森は撮影について、「法医学者の役です。なかなか難しい世界、お話なので、手こずりながらやっていますが、その中でも楽しくやっております」と明かし、「飯豊(まりえ)ちゃんがすごく盛り上げてくれる」と語った。

飯豊も「南朋さんが『飯豊ちゃん、インスタグラムの写真撮ろうよ』っていつも言ってくださるんです。私発信ではなく、南朋さんが盛り上げるために『即興コントやる?』とかを率先して考えてくださって。こんなに楽しんでできるのは、他の現場ではなかなか経験したことがないです」と感謝していた。

会見途中には、大森の「高杉、お前今日誕生日らしいじゃないか」をきっかけに、高杉へのサプライズが行われ、わたあめが乗った特製ケーキが運び込まれた。

高杉は驚きつつも、「仕事中ですけど、食べられてうれしいです」と笑顔。23歳の誕生日を迎えた高杉は「まずはこの作品を楽しくまっすぐに演じて、みなさんと仲良く撮影できたらと思っています。一歩一歩、撮影を頑張っていきます」と意気込んだ。

そして、大森は「今日、メイクしてるときに高杉くんにサプライズがバレちゃいけないと思って、あんまりしゃべらなかったです。『誕生日おめでとう』とか言っちゃいそうで、あんまり目を見ないようにしてました」とサプライズの裏側を明かしていた。

会見にはそのほか、松雪泰子、西田敏行、仲村トオルが出席した。

同ドラマは、さまざまな事件の真相を追い求める天才法医官と新人女性法医官が絶対的権力に立ち向かう姿を描いた、韓国の大ヒットドラマ『サイン』をリメイクするもの。日本版では「日本法医学研究院」なる、厚労省・警察庁共管の架空組織を設定。あらゆる事件において、解剖医らが突き止める“真実”と、権力側がねつ造する“真実”が共存する中、両者はデッドヒートを繰り広げていく。