スマートプラスは7月3日、「株初心者の投資の悩み」に関する実態調査の結果を発表した。調査期間は2019年5月27日~6月14日、調査対象はコミュニティ型株取引アプリSTREAMをダウンロードしているユーザーで、有効回答は275人。

  • 投資をしようと思ったきっかけ

    投資をしようと思ったきっかけ

投資をしようと思ったきっかけを尋ねると、「副収入を得たい」が圧倒的に多く75.1%。次いで「不労所得を作りたい/得たい」が45.1%、「アーリーリタイヤ(早期退職)をしたい」が22.7%と続いた。

投資を始めた頃の悩みを聞くと、「売買タイミングがわからない」(64.3%)、「銘柄選びがわからない」(58.8%)、「相談相手がいない」(46.6%)がトップ3に入った。

金融リテラシー向上のためにしていることは、1位「ネット記事やブログを読んで勉強する」(72.9%)、2位「本を読む」(61.7%)、3位「実践で学んでいる」(52.0%)、4位「SNSで情報収集をする」(47.3%)。同調査では「相談相手がいないため、ネットやブログを読んで勉強する人や実践で学ぶ人が多い」と推測している。

一方、金融リテラシー不足を感じている人は8割近い77.6%に上り、投資スタイルに不安を抱えたまま取り引きをしている人が多いことがわかった。

ネットコミュニティを利用したときのトラブルや困ったこととして、一番多かったのは「どの情報を信じていいかわからない」(75.6%)。同調査では「ネットでの情報収集が盛んになっている中で、投資情報の信頼性や情報の目利き力を身に着けなければ、本当に必要な情報をつかみとれない可能性が高い」と指摘している。