ケンコー・トキナーは7月3日、スマートフォンの画像を手軽にプリントできるコダック製のインスタントフォトプリンター3モデルを発表した。いずれも、昇華型熱転写方式の「4PASSテクノロジー」を採用し、高画質な印刷を可能としているのが特徴。
Kodak Instant Printer P210
「Kodak Instant Printer P210」は、スマートフォンとBluetoothで接続し、保存してある写真を手軽にプリントできるポータブルプリンター。54×86mmのカードサイズの印刷が可能で、4PASSテクノロジー(昇華型熱転写方式)による高画質印刷が可能。印刷工程の最後にはラミネート仕上げを実施し、水や指紋、汚れなどから写真を保護し、褪色を抑えてくれる。
印刷には、スマートフォン用アプリ「Kodak Instant Printer」を使用する。サポートファイル形式はJPEG、PNGで、写真1枚の印刷速度は約60秒。本体内蔵バッテリーによる印刷可能枚数は約20枚。本体サイズはW133.7×D79.5×H26.2mm、重さは245g。
予想実売価格は1万2500円前後(以下、税別)で、ホワイトとイエローの2色を用意する。発売日は7月19日。
Kodak Instant Camera Printer C210
「Kodak Instant Camera Printer C210」は、35mm判換算で25.4mm相当のカメラを備えたモデル。画素数は1,000万画素で、1.77インチのモニタを標準で装備する。本体サイズはW133.7×D79.5×H26.2mm、重さは255g。プリンタ機能はKodak Instant Printer P210とほぼ共通。予想実売価格は1万4500円前後。ホワイトとイエローの2色を用意。7月19日より発売する。
Kodak Instant DockPrinter PD460
「Kodak Instant DockPrinter PD460」は、48×100mmのハガキサイズの印刷が可能なモデルで、BluetoothのほかUSB Type-Cでの接続もサポートする。本体サイズはW168.5×D103.2×H68.5mm、重さは760g。プリンタ機能はKodak Instant Printer P210とほぼ共通。予想実売価格は1万9500円前後で、ブラックとイエローの2色を用意。8月8日より発売する。