JR東日本は3日、社会課題となっている働き方改革のサポート等を目的に進めてきたシェアオフィス事業「STATION WORK」の実証実験の結果を踏まえ、8月1日から東京駅・新宿駅・池袋駅・立川駅でブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を展開し、シェアオフィス事業の本格展開を開始すると発表した。
同社のシェアオフィス事業では、実証実験で得られた利用者の声などを踏まえ、空間の快適性を向上させた新型「STATION BOOTH」を導入するほか、新たに「Suica」などによる利用や会員登録無しでの利用も可能とし、さらなる利便性向上を図る。
当面、キャンペーン料金として1名用ブースは15分150円としてサービスを提供。ただし、立川駅に関しては、現在実施中の実証実験で設置中のモデル(空調なし)となる。
8月1日に本格展開を開始した後も順次、首都圏を中心に拠点を増やすとともに、今秋には東京駅丸の内地下改札外において、コワーキング型「STATION DESK」1号店を開業予定。「STATION DESK」では多様な席を用意し、気分やシーンに合わせて選べる楽しさを提供する。利用料金は1名用「STATION BOOTH」と同額の予定で、「STATION DESK」の利用には会員登録(法人会員または個人会員)が必要となる。