JVCケンウッドは7月3日、JVCブランドから、家庭用ビデオカメラ「Everio R」シリーズの新製品「GZ-RX690」を発表した。オレンジとブラックの2色を用意し、7月上旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は60,000円前後(税別)。
GZ-RX690は、Wi-Fi機能を標準搭載しており、アプリ「Everio sync.4」を使うことでスマートフォンと連携する(Wi-Fiダイレクト)。撮影した映像をスマホに転送できる。スマートフォンからリモート操作も可能だ。
タブレット用アプリ「JVC CAM Coach 2」では、2つの映像の比較再生などもサポートする。このほか、バスケットボール、野球、サッカーなどのスコアを表示/記録するアプリ「teamnote/teamnote SPORTS」とも連携。野球やサッカーなどの映像にスコアをオーバーレイ表示できる。
撮像素子は1/5.8型裏面照射CMOSセンサーで、画素数は251万画素。1,920×1,080ドット/60pで映像を記録でき、記録方式はMPEG-4 AVC/H.264。本体には64GBの内蔵メモリを備え、記録メディアにはSDメモリーカードを使う。レンズの焦点距離は、35mm判換算で40.5mm~1,982mm(ダイナミックズームオフ時)。F値はF1.8~6.3。
IP56/IP58の防塵・防水性能や、1.5mまでの耐衝撃性能、-10度までの耐低温性能を備え、過酷な環境でも使いやすい。連続撮影時間は約4.5時間。モバイルバッテリー機能も備え、USBケーブルを用いてスマートフォンなどを充電できる。
液晶ディスプレイは3型で、画素数は46万画素。明るい環境でも視認しやすい「反射低減液晶モニター」を採用した。本体サイズはW60×D128×H59.5mm、重さは約306g(バッテリ含む)。