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【この記事のエキスパート】
帝京平成大学 現代ライフ学部 児童学科 講師(元公立小学校教師):鈴木 邦明

帝京平成大学 現代ライフ学部 児童学科 講師(元公立小学校教師):鈴木 邦明

神奈川県、埼玉県の公立小学校に22年勤めた後、短大、大学での教員養成、保育者養成に移り、現在に至る。

現在は、大学での講義を中心に、保護者向けに子育て・教育、教員向けに授業方法・学級経営などのテーマで執筆、講演などに幅広く活躍中。


2008年の道路交通法改正により、13歳未満の子供にヘルメット着用が努力義務として定められました。子供の安全を守るためにも、しっかり選んであげたいですよね。この記事では、子供用自転車ヘルメットの選び方とおすすめ商品を詳しくご紹介します。

万が一に備えて
子供用自転車ヘルメットは必要?

私たちにとって身近な自転車は、日々の移動に重宝する便利な乗り物です。しかし、自転車は子供でも思いのほかスピードが出ますし、交通量の多い場所ではとくに危険と隣り合わせということも忘れてはなりません。そこで、頭を守ってくれるヘルメットの着用はとても大切です。

道路交通法では、「保護者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない」と定められています。努力義務ではありますが、大事な子供たちを事故やけがのリスクから守るためにも、ヘルメットを着用させるようにしましょう。

安全性を重視して!
子供用自転車ヘルメットの選び方

子供用ヘルメットは安全性や機能面など、チェックすべきポイントがたくさんあります。まずは選び方から見ていきましょう。

SGマークつきのヘルメットを選ぶ

出典:楽天市場

SGマーク認証。さらに後方からの視認性も高める反射シールもついており、安全性にも配慮されたヘルメット。

ヘルメットを選ぶときに、なによりも優先すべきなのが安全性です。商品そのものを見ただけではわかりにくいですが、安全基準を満たしていると認証された商品にのみつけられている「SGマーク」というものがあります。ほとんどの日本製のヘルメットには、この「SGマーク」がついています。まずは、「SGマーク」がついているかどうかを確認しましょう。

海外製品にも、同じく安全性の基準があります。アメリカ製は「CPSC」や「ASTM」、ヨーロッパ製であれば「CE」「TÜV」といったマークがつけられていますので、チェックしてみてください。

子供の頭に合うサイズを選ぶ

子供は成長が早いので、洋服やくつなどは少し大きめのサイズを買っておくこともあるでしょう。しかし、ヘルメットに関しては、サイズが合わないものはよくありません。

いくら安全性が認証されているヘルメットでも、すぐに脱げてしまうような状態であれば、その機能は正しく働きません。子供の頭にフィットするサイズを着用するようにしましょう。

サイズは実測で選ぶ

出典:Amazon

商品に対象年齢が表示されている場合が多いですが、あくまでもそれは目安でしかありません。頭の大きさや形には、個人差があります。年齢ではなく、適応サイズと子供の頭の実測を照らし合わせて選ぶようにしましょう。

実際にかぶってみればわかりやすいですが、それが難しい場合は、メジャーで測ってみてください。測り方は、おでこから耳のすぐ上をとおり、後頭部の出っ張りを含めた、外周のいちばん大きなラインを計測します。

サイズ調節可能なものを選ぶ

商品に表示されている適応サイズには、ほとんどの場合、数センチの幅があります。これは、適応範囲内で微調整できるアジャスターが組み込まれているためです。頭にしっかりフィットさせて着用することができるので、アジャスターがついているものを選ぶといいでしょう。

その仕組みは、バンドで調整するタイプやダイヤル式など、商品によって異なります。操作方法もチェックしておくといいですよ。

ヘルメットの種類で選ぶ

三輪車やキックバイクに乗る場合や、子供乗せ自転車への同乗を考えると、できるだけ早いうちからヘルメットを使用したいところ。子供用のヘルメットは一般的に軽量設計で作られていますが、体の小さな子にとっては重く感じてしまう場合もあるでしょう。走行中の振動で、首に負担がかかってぐらつくこともあります。

ヘルメットの重量は、素材の違いで多少異なってきますが、種類としてはソフトシェルとハードシェルに分けられます。次に、それぞれの特徴をご紹介します。

ソフトシェル|首への負担が少なく軽い

出典:Amazon

ソフトシェルタイプのヘルメットは、ヘルメット自体の重量がとても軽いのが特徴です。内側のライナー(発砲スチロール部分)に、成形した薄いプラスチックシートをシェルとしてかぶせた作りになっています。ポリカーボネート製のとても軽くて丈夫なプラスチックが素材になっているので、軽くても衝撃には強いです。

とくに小さな子供には、軽いソフトシェルタイプのほうが、首への負担も少なくおすすめです。

ハードシェル|頑丈で硬く、衝撃に強い

出典:Amazon

ハードシェルタイプのヘルメットには、硬さが特徴のABS製プラスチックが使用されています。とても頑丈で、耐久性があるのが特徴です。厚みのあるシェルなので、ソフトシェルタイプのヘルメットより少し重量がかさみます。

とても頑丈で衝撃に強いので、体が大きめな子や活発に動き回る子には、こちらのタイプがおすすめです。

通気性や反射テープなどの機能もチェック

出典:Amazon

ほかにも、快適さなどに配慮したさまざまな機能があります。

子供は汗かきで、ヘルメットのなかが蒸れてしまい、不快に感じて脱いでしまうこともあります。とくに暑い季節は、熱中症を防ぐためにも、できるだけ通気性のよいものを選んであげるといいですね。

また、暗い夜道でも目立つ反射テープがついているものがおすすめです。高学年にもなってくると、習い事の帰り道などに夕方の薄暗い道をひとりで自転車に乗ることもあるでしょう。自転車だけでなく、ヘルメットにも反射板の機能があると、車のドライバーからの視認性が高まります。

子供が気に入るデザインを選ぼう

出典:Amazon

頭に負担のかかるヘルメットは邪魔になってしまい、かぶせようとすると子供が嫌がることがあります。そんなときには子供の好みのデザインや、好きなキャラクターものの子供ヘルメットを選択肢に入れてみてください。

子供用ヘルメットには、かわいいキャラクターデザインの商品が数多く売り出されています。また、かっこいい乗り物や恐竜モチーフなど、なりきり気分が楽しめるものも。好きなデザインであれば嫌がることなく、きっと喜んでかぶってくれるでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)