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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。
さわやかな香りと清涼感が心地いいハッカ油。虫除けや掃除、マスクスプレーや香りづけなど、幅広い用途で使えて便利です。この記事では、ハッカ油の選び方、ユーザーのイチオシ、エキスパート、編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介。ハッカ油の効果的な使い方、ハッカ油スプレーの作り方も紹介しています。
スーッと爽快!爽やかな精油
ハッカ油とは?
ハッカ油とはいわゆるミントの一種で、ハッカを水蒸気蒸留したときに得られる精油のことをいいます。日本では北海道の北見市や滝川市を中心に自生しています。
ミントのさわやかな香りが特徴で、アロマオイルや虫除け、掃除などさまざまな活用方法があるのが魅力です。
産地や成分、パッケージに注目!
ハッカ油の選び方
トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんへの取材をもとに、ハッカ油を選ぶときにチェックすべきポイントをご紹介します。ポイントは下記の通り。
【1】ミント(ハッカ)の産地
【2】天然成分 or 合成成分
【3】パッケージのタイプや容量
【4】口に入れる場合は、食品添加物指定のものを
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ミント(ハッカ)の産地で選ぶ
【エキスパートのコメント】
和種ハッカは清涼感のモト「メントール」が多い
ミント(ハッカ)が国産か外国産かをポイントに選ぶのもおすすめです。とくに北海道北見市は、かつて世界一のハッカの生産を誇っていたといわれています。一時海外輸入品などが増え生産が衰退しましたが、最近再びその効果が見直されてきています。
また、国産のものの多くは、古来日本に自生する和種ハッカを使用したものが多いのも特徴です。和種ハッカは、洋種ハッカに比べると清涼感を出すメントールという成分が多く含まれています。甘い香りは控えめですっきりとしているので、食品用や身の回りの香りづけとしてさわやかな香りを楽しむことができ、おすすめです。
【2】天然成分・合成成分のどちらなのかチェック
【エキスパートのコメント】
香りで選べば天然オイル、安さで選ぶなら合成オイル
ハッカ油には天然の成分から抽出されたもの、合成オイルや基材で薄めて作られる合成のものと2タイプが販売されています。ハッカ油の一番の特徴であるさわやかな香りは、混じり気のない天然だからこそ。
一方、合成オイルは薄めているため香りは弱い商品が多いですが、価格はリーズナブルです。洗濯のすすぎの際に入れたい場合や、掃除後の香りづけなどまとまった量を使いたい場合には、徳用タイプや大ボトルタイプだと量を気にせず使えておすすめです。
【3】用途に合わせてパッケージのタイプや容量を選ぶ
【エキスパートのコメント】
使いやすさと保存性に合わせてパッケージを選んで
ハッカ油のパッケージは、小瓶、スプレー、クリームタイプ、大瓶などさまざまな形状があります。
天然成分100%の精油の場合、使用する量が数滴と少ないことから、品質の保持上短期間に使いきれるように小瓶がおすすめです。また、夏の暑さ対策やリフレッシュなどに使用する場合は、スプレータイプだとまんべんなくハッカ成分が行き渡りやすいですね。
ハッカ油には軟膏(なんこう)のようなクリームタイプも販売されていますが、こちらは眠気覚ましや鼻づまりの解消などに使用される場合におすすめです。
【4】口に入れる場合は、食品添加物指定のものを
【エキスパートのコメント】
「雑貨」とされているものは原則口にしてはダメ
紅茶に入れたりデザートに使用したり、ハッカ油は食品の香料などにも使用したりすることができます。口に入れる際はラベルをしっかり確認して「食品添加物」と指定されているものを選びましょう。直接加えてしまうと香りが強すぎてしまうので、楊枝(ようじ)の先につけて少量使うようにしてください。
雑貨として輸入されているようなハッカ油には、天然素材でないものが使用されていることもあるので、購入される際は食品に使えるかどうかもポイントにしましょう。