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【この記事のエキスパート】
生活コラムニスト:ももせいづみ
暮らし、ライフスタイルを主なテーマとするコラムニスト。
日々の暮らしから生まれるコラム、忙しくてもゆるりと楽しく暮らすためのアイデア、時短レシピ、生き方のアドバイスは男女問わず幅広い世代から支持を集めている。
新商品や話題の家電、生活用品などのヒット予測、使用分析にも強い。「願い事手帖の作り方」「スープジャーレシピ」など著書多数。
魚をさばくときに使ううろこ取りは、包丁で上手にうろこが取れない、飛び散って後始末が面倒……、そんな悩みを解決してくれる便利なアイテムです。この記事では、生活コラムニスト・ももせ いづみさんへの取材をもとに、うろこ取りの選び方とおすすめ商品、ユーザーイチオシの商品をご紹介します。
魚をさばく方必見!
うろこ取りの選び方
まずは、うろこ取りを選ぶときのポイントを紹介します。
使い方に合う素材を選ぼう
うろこ取りの素材は、おもに「ステンレス製」「真鍮(しんちゅう)製」「樹脂製」があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
普段使いには「ステンレス製」がおすすめ
ステンレス製のうろこ取りはサビにくく、ふだん使いにぴったりです。包丁などにも使われている素材で、すみずみまで洗いやすく衛生的にたもちやすいのもポイント。
ただし、持ち手までステンレスでできているタイプは、濡れた手で持つと滑ることがあります。うろこ取りの先端は鋭くなっているので、ケガをしないように気をつけてください。
大型魚のうろこ取りなら「真鍮製」
大型の魚のうろこを取るのなら、真鍮(しんちゅう)製のうろこ取りがよいでしょう。真鍮は腐食しにく、長く使えます。持ち手が木でできているものは、濡れた手で持っても滑りにくいです。
魚屋さんでも使われることが多い真鍮製のうろこ取りですが、手入れを怠るとサビの一種である「緑青(ろくしょう)」が発生してしまいます。使ったあとはきちんと手入れすることが大切です。
小魚なら「樹脂製」が使いやすい
樹脂製のうろこ取りは、軽量で扱いやすく、手が疲れにくいのが魅力です。全体が樹脂でできているものなら、ケガもしにくいでしょう。
ただし軽い分、力を入れてうろこを取るのには向きません。イワシやアジといった軽い力でうろこが取れる小さな魚をさばくときに適しています。
最近はあまり見かけませんが、食品ゴムを使用したものも樹脂製のうろこ取りと同じように小さな魚のうろこを取るのに向いています。
しっかり握れて持ちやすいものを選ぶ
うろこ取りを選ぶときは、しっかり握れるものを選びましょう。チェックするときは、凹凸やすべり止め加工の有無にも注目してください。しっかり握れないものや、すべりやすいものは、調理中にケガをしやすいです。とくに、うろこがかたい魚をさばくときは、力を入れて握れるものを選んでください。
また、持ち手が細いものは、力を入れて握るには不向きです。ある程度太さがある持ち手のものを選びましょう。
サイズは大・小そろえておくと便利
【エキスパートのコメント】
うろこ取りを選ぶ際、扱う魚の大きさによってサイズが変わってきます。
たとえば、小さなアジやイワシの場合、こまかい場所までうろこが取れるので、小さいサイズがおすすめです。
一方、サバやタイなど大きめの魚の多い場合は、うろこ取りも大きめのサイズを選ぶほうが、作業時間が短くて済みます。
また、胸びれの裏側や背びれの周辺のうろこは取り残しがちなので、大きな魚を扱う場合でも、こまかい作業ができる小さいサイズのものを併用しても便利です。
ふだん、どのサイズの魚を扱うかに合わせて、うろこ取りのサイズを決めましょう。
魚のうろこが飛び散らないものを選ぶ
うろこが飛び散りにくいよう工夫がされているかどうかも、うろこ取りを選ぶうえで大事なポイントです。カバー付きのものや、うろこが飛び散りにくいかたちをしているものがあります。
うろこ取りを使ったあと、飛び散ったうろこでシンクまわりが汚れてしまうと、あと片づけをするのもひと苦労です。
うろこ取りを購入するときは、できるだけうろこが飛び散らないものを選んでください。
使用後のお手入れがしやすいものを選ぶ
【エキスパートのコメント】
うろこ取りは生魚に使用するものですので、使用後はうろこを完全に取りのぞき、よく洗って乾燥させておくことが大切です。
うろこが残らず、洗いやすい構造とデザインのうろこ取りを選びましょう。
また、使用時や洗浄時に、刃や凹凸の部分で手をキズつけにくいものを選ぶことも大切です。
魚の取り扱いの際は手がぬめりやすいので、持ち手が滑りにくく、力を入れやすいことも大事なチェックポイントです。
>>>専門家からのアドバイス
【エキスパートのコメント】
うろこ取りは万能のタイプがひとつあればこと足りるのもたしかです。
しかし、魚の大きさや魚の種類によるうろこの大きさやかたさの違いがわかると、どのうろこ取りが一番効率よく作業できるかが見えてくるでしょう。
ぴったりのうろこ取りが選べると、作業の効率が上がることに加え、調理の楽しみも広がるので、上手に選んで、魚料理を楽しみましょう。