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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。
ケーキやクッキーなどのお菓子作りやパンにも塗れる「無塩バター」。この記事では、無塩バターの選び方とおすすめの商品を紹介します。有塩バターとはちがい食塩不使用で、よりバターのコクと香りを楽しめますよ。発酵バターや、グラスフェッドバターもチェック!
バターコーヒー用、グラスフェッドなど
無塩バターの種類をチェック!
無塩バターは、製法や原材料などの違いによっていくつかの種類に分けられます。使い方にあわせて選んでみてくださいね。
風味豊かでお菓子作りなどで人気
料理・製菓用無塩バター
料理に使う無塩バターは、味の好みや料理との相性で自由に選んで構いません。もちろん、バターコーヒー向けの無塩バターを料理に利用することもできます。商品によってコクや香りが異なるので、自分が気に入る味わいのものを見つけましょう。
濃厚なコクと香りにこだわりたいなら、発酵バターに注目するのもおすすめです。
発酵バターは風味や香りが一段と高い
【エキスパートのコメント】
無塩バターには、発酵バターと通常の製法で作られたバターと大きく分けて2種類あります。とくに発酵バターは脂肪分の高い生クリームに乳酸菌を加えて発酵させたもので、芳醇な香りが特徴です。
生乳から作られる通常のバターと比べて、生クリームが主成分の発酵バターはコクと香りが一段と高いので、そのままトーストに塗ったり、シチューの隠し味やクッキーやマフィンなどの焼き菓子を作る際に使うと絶品です。
製法にこだわった
バターコーヒー用無塩バター
バターコーヒーとは、コーヒーにバターやオイルを入れた飲みものです。マイルドな味で栄養価も高いことから注目を集めています。
そんなバターコーヒーのレシピに多く使われるのが、「グラスフェッド」の無塩バター。グラスフェッドは「牧草飼育」という意味で、牧草を食べて育った牛のミルクを原材料に使用した無塩バターのことをいいます。
欧米では一般的◎
グラスフェッドの無塩バター
【エキスパートのコメント】
最近よく見かけるのが「グラスフェッド」の文字。グラスフェッドとは穀物の飼料ではなく、放牧されて広大な大地の牧草を食べて育ったという意味です。ストレスもなく、抗生物質の投与もしないためグラスフェッドで育った乳牛の生乳は、栄養価が高く香りとコクがあります。
国内では土地の問題などからグラスフェッドはまだあまり知られていませんが、欧米では広く知れ渡っています。より栄養価の高い無塩バターを探している方は、グラスフェッドの無塩バターを選んでみてください。
用途と値段、使う量で選ぼう
無塩バターの選び方
ここからは、無塩バターを選ぶときのポイントを詳しく解説していきます。お菓子作りや料理に使うとコクや香りが加わる無塩バター。自分好みのものをみつけて、おいしさをググッとアップさせましょう!
製法や値段に注目しよう
バターは猛暑によって国内の生乳生産が減少するなどさまざまな要因で、市場に出回る量が減ることがあります。スーパーでも売り切れだったり、「お1人様1個限り」の張り紙をみたりした人もいるでしょう。それによって値段が高いと感じることもありますね。
また、製法や原材料にこだわって作られた無塩バターほど、価格が高くなる傾向があります。あまりにも高価なものはふだん使いに適さないので、家計の負担にならないよう、使い方や予算に合わせて選ぶことが大切です。
無塩バターを料理やお菓子作りなどでたっぷり使うなら、容量が多くてできれば安いものが向いています。業務スーパーなどでも容量が多い無塩バターを探してみてください。バターコーヒーなど風味が引き立つレシピには、リッチな無塩バターを選ぶのもおすすめですよ。
コクと香りは大切なポイント
無塩バターは無味に近いことが多く、コクや香りの感じ方が味わいとして表現されます。商品のパッケージだけでは味の判断がつきにくいので、レビューや口コミを参考にするのもひとつの手です。
ただし、味覚や嗅覚は人それぞれ違うため、ほかの人がおいしいと感じるものが自分の舌に合うかは、実際に食べてみないとわかりません。レビューや口コミはあくまでも判断材料のひとつとして考えてくださいね。
無塩バターを使う量で選ぶ
【エキスパートのコメント】
スーパーなどで小売されているバターは200gのものが多いですが、業務用となると1ポンド=450gでの販売が多く見られます。
ふだん料理で使う程度であまり使用頻度が高くない場合は、保存期間が長くなると酸化したり風味が落ちたりしてしまうので、できるだけ量の少ないものを選びましょう。
お菓子やパン作りなどでまとまった量を使う場合は、450gタイプは価格も少々お得になっていることもあり、アルミ包装ですとすぐに開封できて便利です。