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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。
柿の実を醸造発酵させて作る柿酢は、すっきりした酸味が特徴のお酢。柿のみをじっくり熟成させて造ったものと、柿に酢やアルコール、糖分を加えたものとがあります。この記事では、柿酢の選び方の説明と、おすすめ商品を厳選!製法や品種の違いなど、選び方を詳しく説明しています。
手作りもできる健康酢の柿酢
柿酢の効果とは?
柿酢とは、柿を発酵させて作る酢です(一部の商品では酢に柿を漬けてつくるものもあります)。
そもそも柿にはポリフェノールやビタミンC、カリウムなどの栄養成分が豊富に含まれています。発酵させるとお酢の主成分のクエン酸が加わり、さらに健康維持のための栄養素が豊富に。そのため、料理だけでなく、健康や美容のために飲用している方もいます。
黒酢や米酢に比べてカリウムの量も多いのも特徴です。
疲労回復などに期待ができますが、薬ではないので特定の病気にきくというわけではありません。体にいいからといって、大量に飲むというような飲み方はおすすめできません。健康酢として適量を料理や飲用に取り入れてみてくださいね。
使い方によって選び方のポイントが異なる!
柿酢の選び方
トータルフードアドバイザーの内藤まりこさんに、柿酢を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
柿100%・無添加のものがおすすめ
原材料をチェック!
柿酢には柿だけをじっくり熟成させて造った「純柿酢」と、柿に酢やアルコール、糖分を加えたものがあります。
柿を昔ながらの微生物の発酵による静置発酵法で育てた純柿酢は、熟成されることで柿の甘味がまろみやコクに変わり、果実酢の風味を楽しむことができます。また醸造することで有機酸やアミノ酸が増えるので、健康酢としてもおすすめです。
選ぶ際はラベルを見て、原材料が柿だけかどうかを確認してみましょう。
「富有柿」や「次郎柿」など
柿の品種・種類を確認しよう
柿の種類は1,000種以上あるといわれています。柿酢に使われる柿はさまざまで、品種によってもできあがりの風味や味に違いがあります。
●甘柿では「富有柿(ふゆうがき)」が有名ですが、さっぱりした甘さで果汁が多いのが特徴。また「次郎柿(じろうがき)」は甘さは強く、酸味は少ないのが特徴です。
●渋柿では「平核無柿(ひらたねなしがき)」は甘みが強く果汁も豊富で、「蜂屋柿(はちやがき)」ははちみつのようにとても甘さの強い柿です。
渋柿でも熟成させていくなかで渋抜きされるので、柿酢の味には影響せず甘さや香りの特徴が残ります。飲用としての用途の場合は甘さの強い品種、料理などふだんの酢の代わりに使う場合はさわやかな甘さと酸味のある品種がおすすめです。
味の深みとまろやかさが変わる
柿酢の醸造・熟成期間で選ぶ
通常果実酢の熟成期間は半年くらいですが、なかには2年や7年などじっくりと長期間寝かせるものもあり、それによって柿の甘さがまろみと芳醇な香りに変わっていきます。
サワードリンクに使う場合は、柿のおいしさが凝縮された香りの濃い長期間熟成を選ぶとよいでしょう。
料理の隠し味やいつものお酢の代わりに使いたい場合は酸味が適度に残り、後味がさっぱりした短期間熟成の柿酢がおすすめです。
毎日飲み続けるなら
コスト面もチェックしておこう
健康を意識する方であれば、毎日継続して飲み続けたいですよね。柿酢の摂取量の目安は一日15ml。毎日飲み続ける場合、1週間で消費する量はおおよそ100mlとなります。購入前に、おおまかな消費量を把握しておくことで、ランニングコストのいい商品を見分けることができそうですね。
気になる商品を見つけた場合は、費用を自分で算出してそれぞれの商品を比較してみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)