俳優の三浦春馬が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(16日スタート、毎週火曜21:00~ ※初回15分拡大)の開始まで、きょう2日で“2週間(TWO WEEKS)”。三浦が、娘・はな(稲垣来泉)と出会うというドラマの重要シーンの撮影を振り返った。
はなを演じる稲垣は、これまで連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)、『この世界の片隅に』(TBS系)、映画「人魚の眠る家」などの話題作に出演し、今作では、約100人によるオーディションで選ばれた天才子役。そんな稲垣に対し、三浦は「自分も子役だったとき、同じ目線で芝居の相談をされてすごくうれしかった記憶があります。だから、子役とはいえ1人の女優として現場に立つわけですから、一緒に芝居を作り上げていきたいです」と語っていた。
実際に撮影現場では、三浦がセリフの言い回しや動きについて稲垣に意見を求め、その結果を監督に伝えに行く場面も。また、カメラが回っていないところでは、雑談や遊びで仲を深めている2人だが、稲垣との撮影を振り返った三浦は「もう僕もみんなも来泉ちゃんに首ったけですね(笑)。現場で来泉ちゃんとたわいのない話をしていると、彼女の笑った顔や存在をしっかり思い浮かべて、これからいくらでも結城として芝居できるなって思えました」と感想を述べた。
こうして撮影された親子2人きりの場面を、撮影現場で映像チェックした三浦は「自分たちも精いっぱいやっているんですが、それ以上に技術チームが困惑した結城に良い光を当ててくださってるんですよ。結城の今まで味わったことのない感情だったり、居心地の悪さが出た表情をカメラワークも含めて、しっかり映像で残してくださってるのを現場でしっかり感じ取れました。だから、完成した第1話がすごく楽しみですね」と期待を示した。
岡光寛子プロデューサーも、「オーディションで来泉ちゃんを見た時に『この子がはなだ!』と思いました。人懐っこさ、子供っぽい笑顔、だけど芝居になると卓越した演技力を持つ彼女は、現場でもみんなを虜(とりこ)にしています。三浦春馬さん演じる主人公の結城とはなが初めて出会う場面は、戸惑いながらも、何とも言えないいとおしさが湧き上がる結城の様子がとても印象的なシーンになっていると思います! 父と娘、この2人のやりとりは、このドラマにおける“癒やし”になること間違いなしです」と太鼓判を押している。