日本最大級の小説投稿サイト「小説家になろう」で2016年1月よりweb連載を開始し、その後アース・スターノベルから書籍化された『私、能力は平均値でって言ったよね!』が2019年10月にTVアニメ化されることが発表され、ティザービジュアルが公開された。
『私、能力は平均値でって言ったよね!』は、「小説家になろう」で累計2億6,000万PVを超える人気を獲得し、全44万作品中、年間総合ランキング2位にも輝いた。現在は、原作・FUNA氏、イラスト・亜方逸樹氏によって、アース・スターノベルよりノベライズ本が刊行。2017年3月からは、ねこみんと氏による作画でコミカライズ版が連載されており、シリーズ累計55万部を突破した。
本作は、人よりちょっとだけ「できる子」だった女子高生、栗原海里(くりはらみさと)が、とある事故をきっかけに異世界へと転生したところから物語がスタートする。栗原が新たな世界で神様に願ったのは、普通の友だちを作って、普通の生活を送るための平均的な能力だった。ファンタジーのような異世界を舞台に、魔法やバトルはもちろん、仲間との友情や少女たちの絆が描かれる。
このたび公開されたティザービジュアルは、栗原海里の異世界転生後の姿であるマイルが「私、能力は平均値でって言ったよね!」と宣言している様子が描かれている。彼女が右手に持つ剣や身にまとう防具からは、異世界ファンタジーや冒険バトルを想起させる。彼女が望む普通の友だち、そして普通の生活は手に入るのか。
また今回の発表を受け、原作者であるFUNA氏はアニメ化について「この作品においては、断言しましょう……絶対の『大吉』!」とコメント。「原作小説やコミック版とは違う、新たな魅力に期待してほしい」と太鼓判を押している。同じく、原作イラストの亜方逸樹氏は、「素晴らしく良いものが出来ています! 必ず絶対に観ること強くオススメします。幸せになれますよ!」と呼びかけた。
原作ライトノベルの最新第11巻は7月16日に刊行予定。作画・森貴夕貴氏によるスピンオフ四コマ漫画は、7月11日よりコミック アース・スターにて連載がスタートする。
(C)FUNA・亜方逸樹/アース・スター エンターテイメント/のうきん製作委員会