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【この記事のエキスパート】
フルーツアドバイザー:原 詩織
私が、こんなにもフルーツのとりこになったきっかけは、大田市場で仕入れたフルーツが本当に美味しく感動したことです。
こんなに美味しく感動するフルーツをもっといろいろな人に食べてもらいたい、伝えたいと思い、フルーツの勉強をしフルーツアドバイザーの資格をとりました。お客様へ美味しいフルーツを伝えるためにフルーツの知識を勉強していく中、フルーツはほかの食材にないすばらしい効能や、フルーツ自体のすばらしさを知りました。
フルーツを毎日食べるだけで、健康で元気に日々を暮らせていると実感しています。
■日本最大の青果市場「大田市場」勤務
■フルーツ定期宅配”果物の達人”バイヤー
■一般社団法人FRUIT LOVERS LIFE代表
■フルーツイベント主催「桃まつり」「苺まつり」「マンゴーまつり」「ぶどう・ワインまつり」
色、産地、サイズ、味わいもさまざまなぶどう。この記事では、フルーツアドバイザーの原 詩織さんのアドバイスをもとに、美味しいぶどうの選び方ポイントとおすすめ品種・銘柄を紹介。皮ごと食べられて種がない品種のぶどうや贈り物用として人気のぶどうをピックアップしています。
人気のピオーネやシャインマスカットなど
たくさんの品種がある魅力的なぶどう
スーパーなどで取り扱われているぶどうにはたくさんの種類があり、甘味や酸味、値段もさまざまです。国産だけでなく海外から輸入したものもあります。ぶどうは秋から冬が旬で、季節性のあるフルーツです。
値段もほかのフルーツより張るので、せっかくなら好みのおいしいぶどうを食べたいもの。品種によって異なる味などの特徴をあらかじめ知っておくと便利です。
おいしいぶどうの選び方
おいしいぶどうを選ぶときに知っておきたいポイントをご紹介します。自宅用や贈答用に選ぶときの参考にしてください。
皮ごと食べられる品種かどうかで選ぶ
ぶどうには皮をむいて食べる品種と皮ごと食べられる品種があります。皮ごと食べられる品種は、汁が飛び散りにくく食べやすいのが魅力。皮ごと食べられて種なしのマスカットの種類のひとつ、「シャインマスカット」などがあります。
皮ごと食べるぶどうは手を汚さず食べられて皮のゴミが出ないので、お弁当のデザートなどにも重宝します。パフェやケーキにもそのままのせられて便利です。
種無しか種ありかで選ぶ
ぶどうは本来種がある果物ですが、ジベレリンという植物ホルモンを使った処理をすることで種無しのぶどうを作ることができます。種を吐き出す必要のない、食べやすい種なしぶどうを選ぶ人も多いことでしょう。
人気品種は先ほど紹介した「シャインマスカット」は皮ごと食べられる種無しぶどうです。たくさん登場している種なしぶどうですが、味では種ありのほうがおいしいとの声もあります。味を求めるのであれば種ありを買ってみてもよいでしょう。
ぶどうの実の色で選ぶ
ぶどうの色合いは、黒系・緑系・赤系と大まかに分けて3種に分けられます。それぞれどんな品種があるか、おすすめ品種もご紹介します。
黒系のぶどう
●巨峰
●ピオーネやナガノパープル、オーロラブラック
●冬ぶどうのスチューベン
などがあります。ポピュラーなぶどうは巨峰ですね。
オーロラブラックは大粒で食べごたえがあり甘みもありますが、さわやかな後味が特徴です。
【エキスパートのコメント】
味が濃いぶどうがお好みの方には黒系のぶどうがおすすめ。黒ぶどうのなかでもさっぱりとした後味の黒ぶどうもあります。
緑系のぶどう
●シャインマスカット
●マスカット・オブ・アレキサンドリア
●瀬戸ジャイアンツ、ロザリオビアンコ
などが知られています。
果実の女王と呼ばれているマスカット・オブ・アレキサンドリアは、高級ブランドぶどうとして人気が高い品種です。種はありますが香りが素晴らしく、種ありらしいコクのある強い甘みが感じられます。香りや深い味わいを楽しみたい方におすすめのぶどうです。
【エキスパートのコメント】
さっぱりとさわやかなぶどうをお好みの方には緑系のぶどうがおすすめです。
赤系のぶどう
●甲斐路(かいじ)
●シナノスマイル
●クイーンニーナ
●紫苑(しえん)
●デラウェア
などがあります。
紫苑は冬の遅い時期に出てくるぶどうで、ぶどうがないシーズンに出回るので人気があります。
【エキスパートのコメント】
赤系ぶどうはさまざまなタイプのぶどうがありますが、巨峰をまろやかにしたような味がお好みの方におすすめです。
ぶどう栽培で知られている産地で選ぶ
ぶどうの生産量が多い県では、特徴のある品種のぶどうが生産されています。「愛媛産がいい」など国産にこだわらない方は海外産も選択肢に入れてみましょう。ぶどう栽培の行われている地域をいくつかチェックしてみましょう。
山梨県
山梨県はぶどうの収穫量が日本一です。ワインでも知られている甲州や甲斐路が特有の品種となっています。甘みが強い品種なので甘いぶどうが好きな方におすすめです。
首都圏から約90分というアクセスのよさから、ぶどう狩りやワイナリーなどを楽しむ人が多く訪れています。甲州市には360℃ぶどう畑に囲まれた「勝沼ぶどうの丘」があり、ワインや食事、宿泊などを通じてぶどうをじっくり堪能できます。
長野県
長野県は日本有数の収穫量をほこるぶどうの産地で、古くは江戸時代から栽培されていたといわれています。長野県では、須坂市の長野県農業関係試験場にて開発された品種ナガノパープルが種なしで皮ごと食べられ、味が濃いと人気があります。
またシナノスマイルも、大粒・種なしでおいしい赤系品種です。かんたんにおいしいぶどうを食べたい方におすすめです。
岡山県
岡山は果物の王国ともいわれるほど、ぶどうに限らずたくさんの果物が栽培されています。ぶどうの産地として知られる岡山県には特有のぶどうがいくつかあります。岡山県にはほかの産地にない珍しい品種があるので、珍しいぶどうを食べたい方におすすめです。
通称「桃太郎ぶどう」といわれている瀬戸ジャイアンツは、種なしで皮ごと食べられて、形も珍しい品種です。
贈答用か自宅用かで選ぶ
贈答用にフルーツを選ぶ人もいることでしょう。贈り物のぶどうには、ブランドものなどを選ぶのがよいでしょう。せっかく贈ったぶどうが傷んでいるのは悲しいもの。
キズがなく、実がふさから取れにくいぶどうを選びましょう。甘みがあり、ふさから実が落ちにくいぶどうを選びたいなら、シャインマスカットやピオーネなどの品種を選んでください。
皮の表面にブルーム(白い粉)が付着したものがおすすめ
ぶどうを選ぶときは、表面に白い粉がついているものを選びましょう。白い粉は「ブルーム」といって、雨や病原菌から実を守り、鮮度を維持するためのものです。品種によってはブルームのつかないぶどうもありますが、ブルームがついているぶどうほど新鮮です。
ブルームがぶどうの皮にまんべんなくついているかどうかもチェックしましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)