◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。
個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。
子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。
最近のテレビ台は、リビングの収納家具として活用できるような優秀なものが多く販売されています。本記事では、収納力のあるテレビ台の選び方、おすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
テレビ台の種類・タイプ
収納が充実したテレビ台を選ぶにあたって、まずは基本となるテレビ台のタイプを確認しておきます。
大きくは3タイプ、ローボード、ハイボード、コーナーボードです。
▼ローボード
背が高くないテレビ台のことで一般的にテレビ台といえばこのローボードのことが多いでしょう。ローボードは、空間への圧迫感が少なく部屋を広く感じさせてくれるのがメリット。お部屋があまり広くない場合などに選ぶとよいでしょう。収納力を上げるためには、ボード幅を広げていく必要があります。
▼ハイボード
テレビの周囲を囲むように収納棚がデザインされた背の高いボードのことです。3タイプの中で収納力は一番あるでしょう。背が高い分、空間が圧迫されるので、お部屋が狭く感じやすくなりますので、広めのお部屋などに向いています。収納力があることに加え、デザインも統一されているので、すっきりまとまった印象になるのがメリットです。
▼コーナーボード
お部屋のコーナーに設置できるテレビ台のこと。デッドスペースになりやすいお部屋の角の空間を有効に使うことができるのがメリットです。収納力によりロータイプとハイタイプがあります。
収納充実のテレビ台の選び方
それでは、テレビ台の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】横幅と高さ
【2】耐荷重
【3】収納
【4】色や素材
【5】機能性
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】横幅と高さをチェック
テレビ台のサイズは、テレビとのバランスが大切。お持ちのテレビを置くのに必要となる横幅と高さの目安を把握しておきましょう。
横幅はテレビの横幅よりやや広めを選んでください。テレビ台の左右にゆとりをもたせた方が安定感のあるイメージになります。
高さのポイントは、テレビをみる人の目線の高さを基準にすること。テレビを見る視線がやや下向きになるものを選びます。
【2】耐荷重をチェック
テレビ台を選ぶときは耐荷重のチェックが重要です。気をつけたいのはテレビの重量だけでなく、テレビ台の収納物の重さも忘れずにチェックすること。
最近の大型テレビには横長のローボードタイプが人気ですが、底板がたわみやすいので耐荷重のチェックは必要です。横長ローボードは、中央部に脚がついた5本脚仕様のテレビ台を選ぶようにしてください。
【3】収納性をチェック
収納部分は、扉などのないオープンタイプと扉のあるクローズドタイプがあります。隠す収納にするか、飾る収納にするかで選び方が違ってきます。
テレビまわりに設置するAV機器やゲーム機などの台数を目安に、収納タイプを選んでください。
クローズドタイプのメリットは収納物がすっきり片づき、ホコリが溜まりにくいことです。オープンタイプはAV機器の操作性や排熱にすぐれています。
【4】色や素材をチェック
【エキスパートのコメント】
テレビ台を選ぶときに気になるのが、色や素材です。もちろん、色や素材はお好みで選んで良いのですが、悩んだときはリビングの床材と合わせて選ぶのがおすすめです。テレビ台は床面に接している面積が大きいため、床と同じような色や素材で合わせると圧迫感が減り、統一感が生まれるので、部屋が広く見えますよ。
また、床材と合わせることで飽きにくくなり、長く使えるというメリットもあります。
(★)ポイント:木製は塗装も確認しよう!
テレビ台の印象は材質によって変わってきます。木製のテレビ台が人気なのは、和室でも洋室でも合わせやすいからです。また上質な雰囲気があるので、お部屋に置いても落ち着きます。
木製テレビ台を選ぶときのポイントは、塗装に注目すること。一般的な塗装はラッカーかウレタンです。ラッカーは自然な仕上がりが、ウレタンは耐久性が特徴。
木の風合いを活かすのなら、オイル塗装されているものを選んでください。
【5】機能性をチェック
収納充実のテレビ台を選ぶときに、機能性で選ぶのもひとつの方法です。ここでは代表的な機能を簡単にご紹介しましょう。
▼背面収納つき
背面収納とは、正面から見えない背面にテレビや周辺AV機器のコード、テーブルタップ、ルーターなどをまとめておけるスペースのことです。床がごちゃついた状態にならずスッキリ収納できるのが特長。
背面収納があれば、テレビ台と壁面との隙間がなくなるためホコリが入りにくくなります。ホコリが原因とされる火災(トラッキング現象)防止にも役立つでしょう。
▼伸縮式
テレビ台の幅を広げられるタイプのものです。たとえば最短100cm、最長200cmまで伸ばせるものであれば、部屋の広さやレイアウトに合わせて「120cm」「150cm」など好きな長さに伸ばすことができます。
商品によっては伸縮部分の角度も変えられる場合も。このタイプなら、デッドスペースになりがちな部屋のコーナーに合わせて設置できるのでとても便利です。
▼キャスターつき
掃除をするときや背面の配線をつなぎかえるとき、テレビの向きを変えたいときなどに便利なのがキャスターつきテレビ台です。キャスターつきなら床も傷つけにくく、力に自信がない人でもかんたんに移動できます。安全のため動かすとき以外は固定できるように、キャスターにストッパーがついているかを確認してください。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
収納充実のテレビ台でリビングをすっきりに
テレビ台はリビングの中心的な場所にあり、家族みんなが使える便利な収納場所でもあります。スッキリとしたリビングにするためにも、テレビ台は収納力があるものを選びたいですね。
しかし、収納力を重視しすぎると、部屋に圧迫感を与えることもあるので、大きさと設置場所とのバランスを考えることも大切です。
サイズや素材、さらに配線が隠せるかなどの細かいところまでチェックして、お気に入りのテレビ台を見つけてください。