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【この記事のエキスパート】
フリーライター、小物王:納富 廉邦(のうとみ やすくに)
文化、飲食、メディア、ガジェット、雑貨、伝統芸能など、娯楽全般をフィールドに雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、講演などで活動する。
文具系、カバンなどの装身具、お茶、やかん、ガジェット、小説、落語などに関する著書もある。テレビ「マツコの知らない世界」ではボールペンの人、「嵐にしやがれ」ではシステム手帳の人として出演。
シャーペンやボールペンなど、2つ以上の機能を搭載した便利な多機能ボールペン。この記事では、多機能ボールペンの選び方、ユーザーが選んだイチオシ商品、エキスパートと編集部が選んだおすすめ商品をご紹介します。プレゼントにおすすめの高級感がある商品や、おしゃれな木軸、細身で持ちやすいタイプなど幅広く厳選しました。
3+1・4+1など種類いろいろ!
多機能ボールペンとは?
多機能ボールペンとは、ボールペンはもちろんそのほかの便利な機能を持ち合わせた筆記用具のことをいいます。黒色のボールペンのほか、赤や青、緑など複数の色を持ち合わせたものや、シャープペンシルが一緒になったもの、最近では、タブレットなどで使えるタッチペンつきのものまでさまざまあります。
「3色ボールペン」や「多色ペン」「マルチペン」などの名称がついた複合ボールペンがそれにあたります。
ポイントをチェック!
多機能ボールペンの選び方
ひとくちに「多機能ボールペン」といっても、その種類にはさまざまなものがあります。まずは多機能ボールペンの選び方を見ていきましょう。
ポイントは下記の通り。
【1】ペンの種類や色、太さ
【2】インクの色で選ぶ
【3】インクの種類
【4】色の切り替え方法
【5】握りやすさ
【6】便利な文具機能
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ペンの種類や色、太さで選ぶ
多機能ボールペンを選ぶとき、まず自分で使うシーンを考え、用途に合った種類の多機能ボールペンを選ぶとよいでしょう。
多機能ボールペンの代表的なものといえば、「4色ボールペン」や「3色ボールペン」といった多色ボールペン。勉強からビジネスまで幅広く使えます。ペン先の太さ(ボール径)は、0.7mmが多いです。
シャープペンシルが搭載されたボールペンも人気です。勉強や仕事のメモはシャープペンシルを、重要な書類はボールペンを使う、といったように1本で幅広い使い方ができます。スタンダードなシャー芯の太さは0.5mmですが、カスタマイズして太さを選ぶことができる製品もあります。
普段愛用しているボールペンやシャーペンと同じ太さのものを選ぶと使いやすいですよ。
【2】インクの色で選ぶ
多色のペンは、自分がよく使うであろうインクの色を考えて選ぶといいでしょう。黒・赤・青・緑が代表的なボールペンの色ですが、ほかの色のリフィルが発売されているのであれば、既存の色を入れ替えてカスタマイズを楽しむこともできます。
なお、カスタマイズされることを前提としたような商品もあります。リフィルが数十種類発売されており、自分の好きな色を選んでオリジナルの組み合わせのボールペンを楽しめます。
【3】インクの種類をチェック
ボールペンのインクには、「油性」「水性」「ゲルインク」などの種類があり、それぞれ粘度や素材が違うため、書き味が違ったりにじみがあったりします。
・油性インク:速く乾いてにじみにくい
・水性インク:サラサラとした書き心地。水でにじむ。
・ゲルインク:油性と水性のいいとこどり。速乾性・耐水性が高いが減りが早い。
・エマルジョンインク:ゼブラ独自のインク。軽い書き味ながら耐水性が高い。
・フリクションインク:こすって消える。書き直しOK。
書き味にこだわりたい人や、にじんでは困るような書類を書くことが多い人などは、インクの種類も要チェックです!
【エキスパートのコメント】
多機能ボールペンと言っても、基本的にボールペン部分に使えるインクはそのメーカーのものだけです。そのため、ジェットストリームのインクが好きなら三菱鉛筆製を、アクロボールの書き味が好きならパイロット製を選ぶ必要があります。
もっとも、現状の油性ボールペンは基本的に粘度が低くサラサラと書ける低粘度仕様です。そのため、書き味にさほどこだわらないなら、国産メーカーであればどのメーカーのものを選んでも問題ありません。
【4】色の切り替え方法をチェック
多機能ボールペンを選ぶとき、色や機能の切り替え方法に着目しましょう。
・ノック式:本体側面の色のついたレバーを押すと出てくる。定番で使いやすい。
・回転式:360度回転させて色を選ぶ。軸が細身で持ちやすい。
・ツイスト式:左右にボールペンをねじって使いたい色を出す。音が静か。
・振り子ノック式:本体に示された色を上にしボールペンをノックすると、その色が出てくる。
頻繁につかうものだからこそ、自分のやりやすいストレスのない切り替えができるような多機能ボールペンを選びましょう。
【5】握りやすい太さやグリップのものを選ぶ
多機能ボールペンを長時間使うには、握りやすさも重要なポイントです。多機能ボールペンは、インクの種類が多くなるほどペン自体が太くなりがちです。
最近はスマートな細身の多機能ボールペンも発売されていますが、握りやすいグリップのものを選ぶようにしましょう。自分の手や持ち方に合ったペンを選ぶことができれば、長く愛用することができます。
【6】便利な文具機能で選ぶ
スタンダードなボールペン、シャーペンのほかにも便利な文具機能を搭載した多機能ボールペンがあります。
例えば、タッチペン(スタイラスペン)付き多機能ボールペン。タッチペンを使用すれば、スマホやタブレットの画面に指紋を付けずに操作できるため、ディスプレイの感度を保ったままストレスなく使い続けることができます。
ボールペンのふたや背中の部分に、USBメモリがついている多機能ボールペンもあります。仕事などで必要なUSBメモリを忘れず持ち運べます。小さいメモリなので容量は少ないものの、データの受け渡しなどには重宝するでしょう。
ほかにも、修正テープやハサミが搭載された変わり種も発売されています。単体で持ち運ぶとかさばるので、ボールペンと一体になっているとなにかと便利です。
三菱鉛筆、パイロット、ゼブラ、クロス、ロットリング
多機能ボールペンの人気ブランドを比較!
多機能ボールペンは、いろいろなボールペンのブランドから発売されています。ブランドやメーカーごとの特徴を知ると、より納得のいく多機能ボールペンが見つかります。
三菱鉛筆|なめらかな書き心地
三菱鉛筆は、ゲルインク、水性、油性と幅広いラインナップのボールペンを発売しているメーカーです。なかでも書き心地に重視したボールペンを多く発売しています。
従来の油性ボールペンよりも摩擦係数を50%まで軽減した『ジェットストリーム』や、持ち方や筆圧に合わせて空気のような書き心地が得られる『ユニボールエア』などがあります。
PILOT(パイロット)|カスタマイズ性が高い
パイロットは、日本ではもちろん世界的にも多くの人に愛用されている文房具メーカーです。パイロットから発売されている多機能ボールペンは、機能性だけでなくカスタマイズ性が高いのが魅力。同じ機能でもペン先や材質などが異なるラインナップがあります。
材質も樹脂製からステンレス製までそろっています。自分の使いやすい多機能ボールペンを選びやすいですよ。
ゼブラ|デザインが豊富
ゼブラは、ボールペンからシャーペン、多機能ボールペンまでデザインが豊富なラインナップがあるのが特徴です。プライベートで使いたいポップでカラフルなものから、ビジネスシーン向けの落ち着いたデザインのものまでそろっています。
さらさらなめらかな書き心地と耐水性にすぐれたジェルインクや、インクがペン先につきにくいグラスカット加工など、使いやすい工夫もほどこされています。
クロス|高級筆記具の代表
1846年創業で、アメリカの文房具ブランドであるクロスは、世界中で大ヒットしたボールペンのセンチュリーをきっかけに、「ボールペンといえばクロス」というブランドイメージが確立しました。
オバマ元大統領が、在任中に使っている姿も印象的でした。現在は、センチュリーのデザインを踏襲した『テックスリープラス』や『テックフォー』などが代表的な商品です。
ロットリング|スマートなデザインが人気
1928年からはじまったドイツ発祥のペンメーカーであるロットリング。戦前は万年筆メーカーでしたが、第二次世界大戦後は製図ペンの製造を開始し、現在では高い技術力を背景に多機能ボールペンも多くラインナップしています。
人気なのは、『トリオペン』や『ロットリング800+』、『フォーインワン』といった商品です。ヨーロッパらしく洗練されながらもドイツらしい武骨さのあるかっこいいデザインにも定評があります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)