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【この記事のエキスパート】
整理収納アドバイザー:鈴木 久美子
整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、住宅収納スペシャリスト、色彩検定2級。
個人宅の整理収納サポート(お片付け)を中心に、整理収納に関するセミナー講師、Web記事も多数執筆中。「暮らしを整え、人生を豊かにする」Classy Life代表。雑誌のレポーターとしても活動し、生活を楽しくする情報を発信。
子どもがいても、狭いマンションでも、スッキリと美しい暮らしを目指しています。
ファブリックソファとは、布張りソファのことです。おしゃれな見た目のほか、洗濯機で洗えるものや撥水性の高いものなど、布製だからこそ選び方にもこだわりたいですよね。この記事では、ファブリックソファの選び方とおすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
ファブリックソファの選び方
それでは、ファブリックソファの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】カバーのタイプ
【2】手入れのしやすさ
【3】部屋にあわせたサイズ
【4】色やデザイン
【5】利用シーンを想定した形状
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】カバーのタイプをチェック
ファブリックソファを選ぶときは、カバーのタイプに注目してみましょう。
▼手入れがしやすいカバータイプ
購入後の手入れのしやすさを考えるなら、カバータイプのファブリックソファを選びましょう。カバータイプのものはカバーが取り外せるので、汚れたら洗濯機でかんたんに洗えます。カバーが傷んできたときも、カバーを交換すればよいので手入れに手間がかかりません。
引っ越しや模様替えなどでソファの色や質感を変えたいときもカバーを変えるだけでよいので、手入れがラクなファブリックソファがほしい人はカバータイプのものを選ぶとよいでしょう。
▼おしゃれな張り込みタイプ
おしゃれなファブリックソファがほしいのであれば、張り込みタイプのものをえらびましょう。張り込みタイプは、本体に布地が縫いつけられているタイプのソファです。カバーは取り外せませんが、だぶつきがなく、全体がすっきりとして見えます。部屋の中心にソファを置いて、インテリアの中心にしたい人にぴったりです。
ただし、張り込みタイプはカバーが交換できないものがほとんどです。カバーが傷んでしまったときや、ひどく汚れてしまったときはソファ本体ごと廃棄せざるを得ません。
【2】手入れのしやすさをチェック
毎日使っていると、ソファはどうしても汚れてしまうもの。ふだんの手入れのしやすさも踏まえて選びましょう。
▼洗濯機で洗えるものは手入れがかんたん
カバーが洗濯機で洗えるものは、手入れがかんたんです。カバーが汚れても、取り外して洗濯機に入れるだけなので、いつもソファをきれいに保ちたい人にぴったり。とくに、小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている家は、ソファが汚れやすいのでかんたんに洗えるファブリックソファを選ぶとよいでしょう。
カバーが洗えるソファといっても、なかにはクリーニングに出さなければならないものもあります。頻繁にカバーを洗う場合は、自宅の洗濯機で洗えるかどうかをしっかりチェックすることが大切です。
▼撥水生地を使ったものは汚れにくい
小さい子どもがジュースをこぼしたり、ソファのうえでペットが粗相をしたりするのが心配なときは、カバーに撥水生地が使われたファブリックソファを選ぶとよいでしょう。水を弾いてくれるので汚れがソファ本体までしみこみません。ただし、防水ではないので汚れたときは早めに汚れをふき取りましょう。放っておくとシミになることがあります。
撥水生地は洗濯や摩擦によって徐々に落ちてきます。とくに、取り外して洗濯できるカバーの場合は洗濯頻度を減らすなどして、撥水性能をたもつ工夫をしましょう。
(★)ポイント:ファブリックソファは汚れがしみこみやすいので注意
【エキスパートのコメント】
ファブリックソファは肌触りがよく、色柄ともに豊富なデザインがそろっています。しかし、合皮やレザーと違い、ファブリックソファには汚れが染みこんでしまうというデメリットがあるので要注意。お手入れのことを考えると、はっ水加工や防汚加工された素材がいいですね。
また、少しお値段は高くなりますが、フルカバーリングソファにすると、カバーを外して洗うことができます(クリーニング指定の場合もあり)。季節や気分にあわせて、色や素材感をかんたんに変えることもできるのでおすすめです。
【3】サイズをチェック
【エキスパートのコメント】
ソファ選びのポイントは、部屋の広さにあわせたサイズを選ぶこと。狭いひとり暮らしの部屋に大きなソファを入れると、生活スペースがなくなってしまいますし、逆に広い部屋に小さすぎるソファだとバランスが悪くなります。
通路幅はじゅうぶんか、収納の扉を開けやすいか、などといったことも考慮しながら、部屋の広さにあわせたソファを選びましょう。
【4】色やデザインをチェック
【エキスパートのコメント】
大きな家具であるソファは、部屋の主役級アイテム。ソファひとつで部屋のイメージが決まるといっても過言ではありません。とくにソファの色は部屋のイメージを大きく左右します。一般的に明るく白い色だと広く感じるとされますが、真っ白よりも、アイボリーやベージュなどのほうが落ち着きがあり、空間になじみます。
また、同じファブリック素材のソファでも、天然木と組み合わせたデザインは温かみのある雰囲気になり、金属と組み合わせたデザインはモダンな雰囲気になります。希望する部屋のイメージにあうソファを選びましょう。
【5】形状をチェック
【エキスパートのコメント】
ソファの形状は、ひとりで使うものや、コーナーソファのように家族みんなでくつろげるものなど、さまざまな種類があります。たとえば、床に座ってくつろぎたいという方には、床から高さがあまりないローソファがおすすめです。
また、ソファを分割できて組み合わせや置き方を変えて使えるものや、フルフラットにするとベッドとして利用できるものもあるので、選び方はいろいろです。利用するシーンを想定して選んでみてください。