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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希
「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。
予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。
幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。
台車は家具や家電、タイヤなど大型の荷物を運ぶときにとても便利なアイテムです。車と家の往復などを考えると1台持っておくと安心ですよね。この記事では、空間デザイン・DIYクリエイターの網田真希さんと編集部が厳選した台車の選び方とおすすめの商品をご紹介します。
台車の種類・タイプ
台車の種類は大きく分けるとハンドルのあるものと、ないものの2つに分けることができます。用途に応じてどちらが適しているかで選びましょう。またハンドルの高さも使用時の重要なポイントのためチェックしましょう。
手押し台車:ハンドル有りで安定感抜群
ハンドルつきのなかには、両側にハンドルがついたものなどいくつか種類がありますが、一般的に利用されているのは片側にハンドルがついた「手押し台車」です。耐荷重、操作性にすぐれているのが特徴です。
なお、ポピュラーなこの台車なら、どんな用途にも使いやすく、テントやバーベキューセット、クーラーボックスなど重い荷物を運ぶことの多いキャンプでも利用できるでしょう。
また、ハンドル収納できるものは平台車にもなるため、引越し時の冷蔵庫や大型家具の運搬にも重宝します。
平台車:ハンドル無しで冷蔵庫や家具など、大きい荷物の運搬向け
引っ越しの際など、冷蔵庫や洗濯機といった大型の家電や家具を運ぶのに適しているのが「平台車」です。ハンドルはついておらず、平台とキャスターだけの台車です。連結できるタイプもあるので、大型のものでも組み合わせて移動させることができます。
また、ハンドルがない分収納に便利で、重ねて収納できる平台車もります。収納面を気にする方は平台車を選ぶのもよいでしょう。
台車の選び方
それでは、台車の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】積載重量(耐荷重)
【2】サイズ・重さ
【3】機能性
【4】素材
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】積載重量(耐荷重)をチェック
台車にはそれぞれ耐荷重(乗せても大丈夫な重さ)が定められているので、運ぶ荷物の重量も考えながら選びましょう。商品に応じて「耐荷重100kg」などと記載されています。
重たい木材や家具、家電など、重たいものを運ぶのであれば、その重量に対応できる耐荷重の大きいものを選ぶことが必要です。
【2】サイズ・重さをチェック
台車は荷物の運搬を快適にしてくれるアイテムです。快適に移動させるためには、台車自体の重量も考えなくてはなりません。
重すぎて運びづらいのでは本末転倒で、ふだんの利用頻度や、どの程度の重さのものを移動させることが多いのかを考えながら選択しましょう。
目的によっては、ミニ台車などコンパクトタイプもおすすめです。台車自体の出し入れがあることも忘れないでくださいね。
【3】機能性をチェック
台車にはシンプルなものから、かゆいところに手が届く機能性に優れた製品も多くあります。こうした点も台車選びのポイントになるで、しっかりチェックするようにしましょう。
(a)折りたたみ機能
折りたたみ式台車は、コンパクトに収納できて何かと便利です。ただでさえ大きい台車は、頻繁に使用するわけではなく収納時も考慮すべきです。
なお、取手のみが折りたためるタイプでは、平台車にならないタイプもあるので、この点は注意して選ぶようにしましょう。
(b)高さが調整機能
ハンドルの高さは高すぎても低くすぎても使い勝手が悪くなってしまいます。自身の身長にあった押しやすい高さを選ぶといいでしょう。最近では、高さを調節できる台車もありますので、そうしたものを選ぶのもおすすめです。
(c)キャスター付き
キャスターの部品には主にゴムやエラストマー素材が多く利用されており、反発弾性にすぐれ、振動を吸収するようなつくりになっています。サイズもさまざまであるため、台車の扱いやすさや取り回し、静音性などにもかかわってくる部分なので、実際に店舗で触ってみるのもおすすめです。
(d)ストッパー付き
安全性も考慮してストッパー付きの台車だと安心してものを運ぶことができます。特に台車を押す場所が傾斜の場合はおすすめです。
なお、キャスターじたいにストッパーがついているタイプのほかに、足で操作するタイプや、ハンドルで操作するタイプもあるため、使い勝手に応じて選ぶとよいでしょう。
【4】素材をチェック
台車の荷台に使用されている素材も注目したいポイントです。
スチール製は丈夫で値段が安いのがメリットですが、重くて使いづらいというデメリットがあります。一方、樹脂製は軽量で扱いやすいというのがメリットですが、スチール製と比べると値段が高くなる傾向にあります。
こうした素材の違いは、使用頻度と値段を総合的に判断して選ぶようにしましょう。
エキスパートのアドバイス
【エキスパートのコメント】
カラーやデザインにもこだわろう
用途にあった台車を選ぶことがもっとも重要ですが、それに加えてデザインやカラーも選ぶポイントになります。
たとえば家のなかで子どものおもちゃ入れに利用する場合、おもちゃを入れた状態でそのままインテリアとしておしゃれになじんでくれるデザインやカラーだとうれしいものです。
とくに女性が使用する台車なら、デザインやカラーは重要なポイントになるでしょう。