JR東日本仙台支社は、「とれいゆ つばさ」運行開始5周年と山形新幹線新庄延伸20周年を記念し、山形新幹線「きてけろ、山形。」プロジェクトを7月から開始する。
プロジェクト第1弾として、今年7月に5周年を迎える「とれいゆ つばさ」の利用促進を目的としたキャンペーンを展開。新庄駅では7月20日、「とれいゆ つばさ2号」の発車時刻(15時)に合わせ、14時40分頃から出発式を含む記念セレモニーを行う。同日は「とれいゆ つばさ1号」の運行に合わせ、福島駅・米沢駅・山形駅でも横断幕やご当地キャラクターによるおもてなしを実施。車内では「やまがた女将会」と「やまがた愛の武将隊」によるおもてなし、川西町関係者による酒のふるまいを予定している。
「とれいゆ つばさ」5周年記念ロゴマークも決定。山形の県花である紅花やさくらんぼをあしらったもので、同列車に乗務する運転士と車掌がデザインしたという。このロゴマークや「とれいゆ つばさ」の車体などの図柄を用いた5周年記念シールも制作されている。7月20日から9月29日までの期間中、「とれいゆ つばさ」に乗車した人に車内アテンダントから記念シールが手渡される。
7月27日には、「とれいゆ つばさ1号」の車内で運転士と車掌によるワークショップを開催。山形を感じるデザインの消しゴムスタンプによるうちわの作成や、山形名産の紅花を用いた壁飾りづくりが楽しめる。
プロジェクト第2弾として、山形新幹線新庄延伸20周年に合わせた「乗るべ、温泉新幹線。」キャンペーンを展開する予定。詳細は9月下旬頃に発表される。