◆本記事はプロモーションが含まれています。

【この記事のエキスパート】
グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士:ふじえりこ

グリーンアドバイザー・愛玩動物飼養管理士:ふじえりこ

『はじめてでもカンタン!多肉植物の育て方・楽しみ方』(コスミック出版)では文を担当。『土作りで決まる!とびきりおいしい野菜の作り方』(ブティック社)『ベランダ菜園 おいしい野菜づくりのポイント70』(メイツ出版)では監修&執筆。『趣味の山野草』、エバーグリーンなどで連載執筆中。

豪華客船飛鳥のクルーズ講師、園芸教室Ceresを主宰するほか、都内植木市の園芸相談員歴20年以上。また、産業安全保健エキスパート、理科支援員・コーディネーター・アドバイザーの経歴を活かし『生き物たちのひみつ』(NHK)などのキッズライターとしての顔も持つ。

映画、漫画、健康分野にも精通し各種ライティング実績があるほか、『愛犬の選び方・飼い方・健康管理(主婦の友)』では取材ライターとしての実績あり。 多種多様、動物園の爬虫類館の植物管理経験も。植物はハーブを中心に、野菜、作物、多肉植物を栽培中。ハーブコーディネーター、植物文様研究家としても活動している。

ほかにも撮影現場のインテリアを手がける撮影インテリアコーディネーターとしても活動しており、植物を中心に現場を明るく彩るエキスパートでもある。


庭のデザインに使用する敷石。近年では、石がジョイントされたパネル状の商品もあり、DIYが初めての方にとってはどれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。本記事では、玄関アプローチや庭のデザイン向け、種類など敷石の選び方とおすすめ商品をご紹介。

敷石とは

敷石とは、お庭や道路などで使う、地面に敷く石のことです。最近はすでにいくつかの石をジョイントしているパネル状の商品もあったりして、DIYがはじめての方でも上手に取り扱うことができます。

庭先などにちょっと置くだけでオシャレ度もアップして、雑草対策になることも。和風庭園に似合うものから、ウッド調、ヨーロッパ風に彫刻されたものまで種類も豊富です。敷き方はかんたんで、それぞれの歩幅に合わせて並べ方を調整できます。

ポイント:雑草に悩む方にピッタリの商品です。

【エキスパートのコメント】

とにかく雑草に悩んでいる、雑草をなんとかしたいけど除草剤は使いたくない。そんな方は敷石で雑草を防除してはいかがでしょうか。

砂利の場合は隙間から雑草が顔を出すことがあっても、一度敷石を並べればもう雑草の処理からは解放されます。スペースに合わせて敷石などを並べたり置いたりしてみましょう。

長く使いたい場合には耐久性も考え、材質には天然石を選ぶのもおすすめです。ただし、FRP(繊維強化プラスティック製)に比べると自然石はズッシリと重いので扱いには注意が必要です。

敷石の選び方

それでは、敷石の基本的な選び方を見ていきましょう。
【1】敷石の種類
【2】表面の加工
【3】ジョイントタイプかどうか
【4】予算

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】敷石の種類をチェック

敷石の形状は大きく分けて角型、円型に不規則な乱形タイプの3種類です。

角型:オーソドックスなタイプ

出典:Amazon

スタンダートなのは角型。厚さの薄いタイル状の「平板」や天然石を立方体にきった「ピンコロ」などがあり、平版は並べやすさ、ピンコロはおしゃれな演出ができます。

円型・ハート型:お庭のアクセントになる

出典:Amazon

エクステリアのアクセントになるのは円型。飛び石(ステッピングストーン)として使うことが多いです。円型以外にも、楕円やハート型など楽しい形も発売されています。

乱型:自然な仕上がりになる

割ったままの不規則な形なのが乱形タイプ。自然な風合いに仕上がるのが魅力、上手く敷き詰められればとてもおしゃれな演出ができ、個性も発揮できます。

【2】表面の加工をチェック

出典:Amazon

表面加工の方法の主なものは、ノミキリ加工、機械加工、ジェットバーナー加工の3つです。ノミキリ加工は、一つひとつ削って仕上げているので、外側が細かく凸凹していて味わいや温かみがあるのが魅力。機械加工は、機械で切断されているため、切り口の断面がスパッときれいなこと、そして直線的なデザインなので作業がしやすいのがメリットです。ジェットバーナー加工は、表面をバーナーで焼きザラザラ感や細かな凹凸を作って、滑りにくさをだし、見た目の風合いも増しているのが特徴です。

【3】ジョイントタイプかどうかチェック

出典:Amazon

敷石同士をくっつけて配置できるよう裏側にナイロン製でネット状になっているジョイントパーツがついているものも発売されています。1枚1枚の敷石をジョイントできるので広い面積に敷石をきれいに敷き詰めるときにとても便利です。

また1枚の敷石をさらに小さな敷石で構成しているタイプもあり、ノコギリなどを使って小さな敷石にカットできるものあります。こちらは、自由に形をデザインして配置したい場合などに向いています。

【4】予算をチェック

正直、オシャレな敷石や素材によっては予想外の値段に驚くことも少なくありません。

庭づくりなどの予算が決まっている場合は予算から敷石を探し、その上で庭のデザインを考えるのもいいでしょう。とくに自分で庭づくりを楽しみたいと思っている場合には、まず予算の上限を決め予算にあった敷石などを探してからデザインを考えるのもいいですね。

たとえば、軽石凝灰岩の大谷石は、300×150×高さ10mm重さ700gで3,500円くらい、磁器タイルの場合は100円以下から、デザインされたものは1,000円以上と値段もさまざまです。

映画やテレビ・ガーデニングショーで見た庭を再現したいと同じ素材を探すのもいいですが、予算もある程度は考慮することをおすすめします。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

できれば実物を確認してからの購入がおすすめ

敷石を選ぶときはまず庭のデザインを決めます。そのデザインにあわせて、使いたい敷石を選ぶようにしましょう。

サイズはもちろんですが形状や色なども、ご自身がデザインするイメージにあったものを選ぶようにするといいでしょう。最近はガーデンニングを楽しむ機会が増えたことで、さまざまな形状なものが販売されています。

ただし、ネット上で色やサイズがよくわからない場合はホームセンターなどで現物を確認してから、注文することをおすすめします。例えば和のテイストをプラスしたいなら、化粧砂利などを上手に取り入れたり、御影石(みかげいし)などを使うのもいいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)