マネープレスはこのほど、東京2020オリンピック大会の観戦チケット申し込み状況に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。
2019年5月29日11:59に抽選申込受付が締め切られ、購入期限が2019年7月2日に差し迫った東京2020大会オリンピックの観戦チケット。実際にどれだけの人数が申し込み、当選したのだろうか。
アンケート概要は以下の通り。
・調査期間:2019年6月24日~2019年6月25日
・調査方法:インターネット調査
・調査エリア:全国
・回答者数:300人
オンラインアンケート300人の調査では、70%を超える221人が「東京2020大会オリンピック観戦チケットに申し込んでいない」と回答した。同チケットに申し込んだのは、回答者の26.3%にあたる79人となった。
東京2020大会オリンピック観戦チケットに申し込んだ79人のうち、当選したのは24人という結果に。
東京2020大会オリンピック観戦チケットの申込者79人のうち、申込金額を回答したのは62人で、「5万円以下」が最も多い回答であった。
申し込み総額別に当選確率を見ると、「5万円以下」と「10万円超〜15万円」が最も高く42.86%、次いで「5万円超〜10万円」と「15万円超〜20万円」が33.33%、「30万円超〜50万円」が20.0%であった。
東京2020大会オリンピック観戦チケットの決済方法はVisa決済もしくは現金決済のどちらかになるが、当選者24人のうち70.8%にあたる17人はVisaのクレジットカードで支払うと回答。
日本銀行が発表している「キャッシュレス決済の現状」(2018年9月)のレポートでは、「キャッシュレス支払額と民間最終消費支出に占める比率」が20%(2016年時点)となっていることから、東京2020大会オリンピック観戦チケットのクレジットカード払いの比率は非常に高い水準であることが分かる。