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【この記事のエキスパート】
フリーランスライター&フォトグラファー:平沢 千秋

フリーランスライター&フォトグラファー:平沢 千秋

ガーデニングを中心にインテリア、旅行などの分野で活動。
「12ヶ月の寄せ植えレシピ(黒田健太郎著)」「庭と暮らせば(松田行弘著)」「カルチュラル・インテリア」「ブーケシャンペトル・ア・ラ・メゾン(斎藤由美著)」(以上グラフィック社)、「BULBOUS PLANTS(松田行弘著/パイインターナショナル)」などの書籍で撮影や取材・文などを担当。
日当たりの悪い極小ベランダでシェードガーデンづくりを楽しむベランダガーデナーでもある。
好きな植物はシダとサボテン。
撮影や執筆の傍ら、端切れの古布を使った雑貨づくり工房「イグラ・イ・コネツ(マケドニア語で針と糸の意味)」を立ち上げ、作品制作を進行中。


本記事では初心者でも楽しめる栽培におすすめの苔の選び方とおすすめ商品をご紹介。初心者向けの商品や、趣深い苔も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

栽培におすすめの苔を購入する選択肢

栽培におすすめの苔を購入する際の選択肢は、大きく下記の4つです。

【1】苔テラリウム・アクアテラリウム向け
【2】苔玉(こけだま)向け
【3】苔盆景向け
【4】アレンジ済みの苔

上記の4つについて、一つひとつ解説していきます。

【1】苔テラリウムとアクアテラリウム向け

出典:Amazon

「苔テラリウム」とは、ガラス容器の中などで苔を育てることやその栽培スタイルのこと。外の環境に影響されにくく、適切な湿度が保たれるため、湿度を好む苔の栽培に向いており、近年、人気となっています。

【苔テラリウム向けの苔】
ホソバオキナゴケ、ヒノキゴケ、オオシラガゴケ、ホウオウゴケなど

【アクアテラリウム向けの苔】
ホウオウゴケやウキゴケ、ネズミノオゴケなど

【2】苔玉(こけだま)向け

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山野草や樹木、観葉植物などの根の周りを、苔でくるんで育てるのが苔玉です。苔玉に向く代表的な苔は、茎が長くて這うように生長するハイゴケです。

また、ヒツジゴケやシノブゴケ、ヤマゴケの名で販売されることもあるホソバオキナゴケなどでも作ることができます。山野草や樹木など、屋外で育てる植物には、比較的日当たりが必要なハイゴケを使うのがおすすめ。観葉植物のような室内向きの植物の場合には、ホソバオキナゴケがいいでしょう。

【苔玉(こけだま)向きの苔】
ハイゴケ、ヒツジゴケ、シノブゴケ、ヤマゴケ、ホソバオキナゴケなど

【3】苔盆景向け

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手のひらほどの小さな鉢に、苔だけを植え込んで楽しむ苔鉢。さまざまな苔で楽しむことができるのが特徴です。

ビロードのような美しさを楽しみたければ、びっしりと密に生えるホソバオキナゴケやスナゴケ、動きのあるワイルドな姿を表現したいなら、シノブゴケやミズゴケ、ゼニゴケなどを使ってみてはいかがでしょう。苔盆景は、平鉢や石版などに苔や山野草などを植え、景観を表現したもの。ドールハウスや人形などの小物を置いてアレンジを楽しむのもいいでしょう。

【苔盆栽向けの苔】
ホソバオキナゴケ、スナゴケ、ギンゴケ、ハイゴケ、シノブゴケ、ミズゴケ、スギゴケ、ゼニゴケ、タマゴケなど

【4】アレンジ済みの苔

出典:Amazon

苔の栽培を始めたばかりで難しい、よくわからないという方や、アレンジの方法が思いつかないという初心者の方は、すでにアレンジされている商品の購入を検討してみてください。

アレンジされた苔の栽培に慣れてきたら、パック入りの商品を買って、いちから苔の栽培にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)