バンダイは6月26日、「習い事に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月17日~19日、習い事をしている3歳以上の未就学児および小学生の子どもを持つ25歳~59歳の親700名(未就学児と各学年ごとに男女各50名)を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、子どもの約3人に2人(63.4%)が現在習い事をしているとのこと。そこで、現在習っている習い事を聞いたところ、1位「水泳」(41.0%)、2位「学習塾」(27.0%)、3位「ピアノ」(24.9%)という結果に。続く4位には、2020年から教科化される英語の影響か、「英会話」(22.0%)がランクインした。
男女別で見ると、男子は1位「水泳」(43.1%)、4位「サッカー」(17.7%)、5位「体操・新体操」(11.7%)とスポーツ系が上位に。一方、女子は2位に「ピアノ」(38.3%)、5位に「習字」(17.7%)と芸術・技能系の習い事が目立った。
習い事を始めた時期については、半数以上となる52.5%が小学校入学前からであり、61.2%が親の意向で始めていることが明らかに。特にスポーツ系の習い事は小学校入学前から始める子どもが多い傾向にあり、親の意向としても「体力づくり・運動能力向上のため」(17.3%)が最も多かった。
次に子どもの習い事にかける費用について調べたところ、1カ月の平均金額は13,607円という結果に。ボリュームゾーンは「5,000円~9,999円」(35.3%)で、最高額は15万円という人も。
学齢別で見ると、最も平均金額が高いのは小学5年生の16,033円で、学年が上がるにつれて金額も上昇していく傾向に。また、習い事別では、1カ月の平均金額が最も高いのは「学習塾」の15,362円、次いで「英会話」の8,761円となった。