俳優の磯村勇斗が、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『TWO WEEKS』(7月16日スタート、毎週火曜21:00~)に出演することが26日、明らかになった。7月23日放送の第2話から登場し、初の殺し屋役に挑む。

磯村勇斗=カンテレ提供

磯村が演じるのは、逃亡中の結城が遭遇する冷酷な殺し屋・灰谷。闇をまとった不気味な雰囲気と殺気を帯びた目が印象的だが、誰からの指示で動いているか、そして結城にとって敵か味方かも不明の謎の男だ。主演の三浦春馬演じる主人公・結城の逃亡劇に大きな影響を与える重要なキーパーソンで、三浦春馬とは激しいアクションシーンも予定されている。

磯村は台本を読んで、「『次はどうなる? 次は次は?』とページをめくる勢いが止まらなかったです。それくらいスリリングで、伏線が散りばめられていて、ヒヤヒヤしました。けれど、親子のあたたかい時間も流れていたりと、川下りをしている船に乗っているかのような感覚で読んでいました」と感想をコメント。「口数が少なく表情で伝えるシーンが多いので、目の芝居が必要になるかと。見え方は謎の男ですが、演じる側としてはしっかりバックボーンを持って臨みたいと思います」と意気込む。

三浦春馬とは「ご一緒させていただけることがうれしく、2人のシーンは楽しみです。灰谷が結城とどう関わっていくのか…肉体的にも精神的にもダメージを与えられるよう、灰谷としてぶつかっていきたいです」といい、「人との出会いがあり、愛や希望が詰まった力強い作品になっていると思います。ぜひ放送まで楽しみにしていただきたいです」と呼びかけた。

カンテレの岡光寛子プロデューサーは、磯村について「これまでとはまた別の顔が見られることに期待が高まります。三浦春馬さんとのアクションシーンもあり、灰谷と主人公の結城がどのように交わるのか、先日お2人が対面する姿を見てワクワクしました。彼の行く先にもご期待いただければ幸いです」と話している。