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【この記事のエキスパート】
トータルフードアドバイザー:内藤 まりこ
埼玉県出身。4人の子育て中のワーキングママ。
学生のころから美味しいものに目覚め、管理栄養士と料理講師の二足のわらじで、栄養相談・メニュー開発、講演会活動、フードコーディネートまで様々なジャンルで活動中。
趣味は家庭菜園と子どもが喜ぶ満足度の高い公園探し。
豚肉の脂肪を原料としてつくられるラードは、ラーメンやチャーハンなどに足すことで旨味が増し美味しさがアップします。この記事では不健康なラードのイメージを変える、わかりやすい選び方とおすすめ商品を紹介します。通販サイトの人気売れ筋ランキングもあります。
ラードとは?
ラードとは豚肉の背脂のことです。ラードには2種類あって、「100%豚脂のものを純正ラード」、「豚脂に牛脂、パーム油などをブレンドした調製ラード」と呼びます。中華料理でラーメンや炒め物に少し加えるだけで、旨味とコクがプラスされ、自宅で作った料理でもより美味しくしてくれます。
ラードの選び方
ラードの選び方をお伝えします。ポイントは以下です。
【1】種類から選ぶ
【2】容量から選ぶ
【3】使い方に合わせて選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【1】種類から選ぶ
ラードには、精製した豚脂のみの純正ラードと、精製した豚脂を主原料とし牛脂、パーム油などをブレンドした調製ラードがあります。
豚脂100%の「純正ラード」
豚の脂から不純物を取り除き、生成したものが「純正ラード」です。料理に使うほか、バターやショートニング代わりに使われることもあります。ラードらしいコクや風味があり、ビタミン類を多く含んでいるのがポイント。
レストランなどでは純正ラードが使われており、家庭料理に使うとお店の味に近づけられるので、本格的な味を目指す人はぜひ一度使ってみましょう。
お手頃価格の「調整ラード」
豚の脂にパーム油や食用植物油などをブレンドして作られたのが「調整ラード」です。純正ラードよりも低価格なので、揚げ油など大量に使うときに適しています。
香り・味ともに純正ラードよりマイルドなのも特徴。調整ラードのなかには、そのクセのなさを活かしてネギやニンニクの香りをつけた商品もあります。かんたんに本格的な風味の中華料理がつくれるので、試してみてください。
【2】容量から選ぶ
ラードを購入するときは、容量にも注目してみましょう。
少量で使いやすい「チューブサイズ」
ラードを少量ずつ使いたい人は、開封後も保存がしやすいチューブ入りのものが便利です。マヨネーズのような容器に入っているので、使い終わったらふたをしてしまっておけます。
ラードは、冷蔵保存すると固まってしまいますが、チューブごとお湯に浸ければすぐにやわらかくなります。いつも使っている揚げ油に少量加えると、風味がよくなるので試してみてください。
大容量の業務用「一斗缶サイズ」
頻繁にラードを使うのであれば、業務用の一斗缶サイズ(約15kg)を選ぶとよいでしょう。家庭で一度に使うには多いですが、ラードを揚げ油にすることが多い家庭にはぴったりです。缶を開ければ、一度にある程度の量がすくえるため、揚げもの鍋に移すときもらくです。一方で、大きな缶に入っているので保管場所をとります。
【3】使い方に合わせて選ぶ
ラードを選ぶにあたって、使い方も大事なチェックポイントです。
「ラーメンやチャーハン」には純正ラードで旨味倍増
チャーハンや炒め物などの油の代わりとして使用する場合は、豚脂100%の純正ラードを使うとよいでしょう。少しの量でもコクと旨味が引き立つので料理の味がワンランクアップします。また1回の量が多くないので、また早く使いきれる少量タイプがおすすめです。
「揚げ物」の油に使う場合は調整ラードで
揚げ物やラーメンのスープなど比較的まとまった量を使用する場合は調整ラードがおすすめです。大量にラードを使う場合はコスパのよい調整ラードで十分でしょう。お店で使う予定がある人は大容量の調整ラードを選ぶようにしましょう。
「お菓子作り」には純正ラードを
ラードはお菓子やパンづくりにも使えます。できあがりの味を左右するので、お菓子づくりに使うラードはできるだけ純正で質のよいものを選びましょう。
お菓子やパンづくりに使う際は、溶かす手間がなく、必要な量を出しやすいチューブタイプや容器入りのものが適しています。とくに、チューブタイプのラードは、チューブから小皿などに直接絞りだせるので、計量しやすいです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)